専門医が語る、選ばれる再生医療
の安全性と秘密
【再生医療】治療の新たな選択肢に!
低リスクで元の元気な体に戻る治療法をプロがお話します!
なぜ!?当院が選ばれるのか??
そこには幹細胞の強さに秘密があった!!
独自の培養技術について詳しく解説を行います。
症例紹介
東京・大阪・札幌の3院で、変形性関節症、脳卒中後遺症、脊髄損傷など、さまざまな疾患で改善を実感された症例をご紹介します。
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- 股関節の症例
- 関節の症例
- 幹細胞治療の症例
デイサービスでの仕事を快適に続けられるようになった50代女性の股関節再生治療 「立ち上がるたびに右股関節が痛んで、仕事が辛い…」。そんな不安を抱えていた50代の女性の患者様。右変形性股関節症(OA末期)と診断され、痛みは10段階中5と、日常のあらゆる動作に支障をきたしていました。当院で"リペア幹細胞"とPRP療法を併用した治療を行った結果、痛みは10段階中1にまで軽減し、デイサービスでの立ち仕事にも支障なく取り組めるようになりました。 治療前の状態 数年前から右大腿部に痛みを感じ始め、徐々に右股関節の痛みを自覚するように 整形外科で右変形性股関節症(OA末期)と診断され、手術も選択肢として提示された 座っていると痛みが増し、屈曲制限(約90度)によって靴下の着脱も困難な状態 デイサービスでの立ち仕事が中心の生活で、立ち上がり動作のたびに痛みが走っていた 患者様は数年前から右大腿部に痛みを感じ始め、次第に右股関節全体へ痛みが広がっていきました。整形外科を受診したところ、右変形性股関節症(OA末期)と診断され、手術も検討されましたが、日常生活への支障が大きく、なんとか手術以外の方法で改善したいとの思いから、再生医療を希望して当院へ来院されました。 座位で痛みが強まり、靴下の着脱すら困難な状態に加え、デイサービスでの立ち仕事では立ち上がるたびに痛みが生じていました。右殿部にも痛みがあり、従来の保存療法では限界を感じておられました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 レントゲン所見 レントゲンにて関節の狭小化を認めます <治療内容>右股関節に合計2億個の"リペア幹細胞"を計4回投与+PRP 右股関節に合計2億個の"リペア幹細胞"を計4回(うち補償分1回)にわたり投与し、PRP療法を計2回併用しました。手術や入院の必要はなく、関節を温存したまま治療を進めることができました。 治療後の変化 "リペア幹細胞"とPRP療法の併用により、段階的に痛みが軽減 右股関節の痛みが10段階中5から1へ大幅に改善 安静時は快適で、日常動作にも支障が少ない状態に回復 デイサービスでの立ち仕事も以前のように続けられるようになった "リペア幹細胞"とPRP療法を段階的に実施した結果、右股関節の痛みは10段階中5から1へと大幅に軽減しました。安静時は快適で、日常の動作にもほとんど支障がない状態にまで回復しています。 治療前は座位で痛みが強まり靴下の着脱も困難でしたが、今では日常動作の支障がほぼ解消されました。手術を回避したいという希望を叶えながら、デイサービスでの立ち仕事も快適に続けられるようになり、患者様の生活の質が大きく向上しました。
2026.05.30 -
- 脳神経・脊髄の症例
- 頚椎・腰椎ヘルニア・狭窄症・脊髄損傷・脊髄梗塞などの症例
- 幹細胞治療の症例
杖なし歩行を取り戻した50代男性の頚髄損傷再生治療 「体が動かない恐怖は、経験した人にしかわからない」。飲酒後の転倒で頚髄を損傷し、両手や下半身のしびれ、杖なしでは歩けない日々を過ごしてきた50代の男性患者様。"リペア幹細胞"を3回投与した結果、しびれが70%改善し、杖なしで300m歩けるまでに回復されました。さらなる改善にも期待が持てる状況です。 治療前の状態 飲酒後に転倒し頚髄を損傷、翌日に頸椎固定術を施行 おへそから下・下肢全体・両手にしびれが残存し、座位ではバランスボールの上にいるようなふわふわした感覚 左手の握力が弱く、細かい指先の動きがしづらい状態 杖を使えば歩行可能だが、段差や階段の昇降は困難で、日常の動作にも時間がかかり疲れやすい 患者様は飲酒後に転倒し、頚髄を損傷されました。転倒直後から体を動かすことができなくなり、翌日に頸椎固定術を受けられています。術後のリハビリにより徐々に回復し、右腕や足の動きは改善されたものの、左手の動きは十分に戻らず、おへそから下のしびれや座位でのバランス感覚の低下が続いていました。杖歩行は可能ながらも、段差の乗り越えや階段の昇降には困難を感じ、首のだるさや右膝内側の痛みも残っている状態でした。 手術とリハビリである程度の回復は得られたものの、しびれや左手の機能低下、歩行の不安定さといった課題が残り、さらなる改善を求めて再生医療を選択されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 MRI所見 MRIにて神経の損傷を認めます <治療内容>脊髄腔内に1億個の"リペア幹細胞"を計3回投与 脊髄腔内に1回あたり1億個の"リペア幹細胞"を計3回にわたり投与しました。慢性疼痛への対応も含め、手術や入院の必要がない治療として実施いたしました。 治療後の変化 第1回投与後、しびれが50%ほど改善し、院内での歩行距離が50mから100m程度まで伸び始めた 第2回投与後、歩行時の安定感が増し、左手で物を持つことが楽になり、座位バランスも改善 第3回投与後、杖なしで300m程度の歩行が可能に。しびれは70%改善し、左手でボタン操作もできるようになった 「日常生活がずいぶん楽になりました」と、投与を重ねるごとに手の動きやすさを実感 "リペア幹細胞"の投与を重ねるごとに、しびれの改善と歩行機能の回復が着実に進みました。第1回投与後にはしびれが50%ほど改善し、歩行距離も伸び始めました。第2回投与後には歩行の安定感が増し、左手で物を持つ動作も楽になっています。そして第3回投与後には杖なしで300m程度の歩行が可能となり、しびれは70%改善、左手の巧緻性も向上しボタン操作ができるまでに回復されました。 治療前は杖がなければ歩けず、左手の握力低下や全身のしびれに悩まされていた患者様ですが、「投与を重ねるごとに手の動きやすさが実感できて驚きました。日常生活がずいぶん楽になりました」とお話しくださっています。組織の再生・修復を促したことで、このような改善が実現しました。"リペア幹細胞"は投与後1年間にわたって効果を発揮し続けるため、さらなる改善も期待できます。
2026.05.28 -
- 脳卒中の症例
- 脳神経・脊髄の症例
- 幹細胞治療の症例
スポーツインストラクター復帰を目指す50代男性の脳梗塞後遺症再生治療 「思うように体が動かず、仕事に支障が出ている」——脳幹梗塞の後遺症に悩まされていた50代男性の患者様。"リペア幹細胞"による治療を経て、右手のしびれがほぼ消失し、歩行の安定性とバランスが大きく改善しました。スポーツインストラクターとしての本格的な復帰への希望が見えてきた症例です。 治療前の状態 右手にしびれが出現し、物を落とすようになったことをきっかけに発症 総合病院で脳幹梗塞と診断され、点滴治療を受けるも症状は進行 呂律困難・右上肢がほとんど動かない状態まで悪化し、3週間の入院を経験 スポーツインストラクターの仕事に復帰するも、思うように体が動かず支障が出ていた 右手にしびれを感じて物を落とすようになったことから総合病院を受診し、脳幹梗塞と診断された患者様。点滴治療を受けたものの、症状はその後も進行し、呂律困難や右上肢がほとんど動かない状態となってしまいました。3週間の入院を経て自宅退院は可能となりましたが、職業であるスポーツインストラクターへ復帰した際、思うように体が動かず仕事に支障が出ていました。 従来の点滴治療だけでは十分な回復が得られず、再生医療の力で自分の体を思い通りに動かせるようになりたいという強い希望から、当院を受診されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 MRI所見 MRIにて脳梗塞を認めます。 <治療内容>"リペア幹細胞"2億個を計3回点滴投与 2億個の"リペア幹細胞"を計3回にわたり点滴投与しました。脳組織へ幹細胞を届けるホーミング効果を期待した静脈点滴による治療で、入院の必要はありませんでした。 治療後の変化 3回目の投与後に、階段を下りる際に手すりを持たなくても良くなるほど歩行が安定 右手のしびれがほぼ消失するまでに回復 バランスが取りやすくなり、片脚立位や蹲踞の安定性が向上、歩行速度も向上 かかりつけ医院でのMRI検査でも脳梗塞の進行は認められず、再発予防への安心感も得られた 計3回の"リペア幹細胞"投与を終えた時点で、患者様からは「階段の下りで手すりを持たなくても良くなった。歩行が安定した」と確かな回復のお声をいただきました。右手のしびれはほぼ消失し、バランスが取りやすくなったことで歩行の動揺性が軽減し、歩行速度も向上しています。片脚立位や蹲踞といった動作の安定性向上は、投与前と比較して動画でもはっきりと変化が確認できるほどでした。 「思うように体が動かず、仕事に支障が出ている」という不安を抱えて来院された患者様が、スポーツインストラクターとしての本格的な復帰へ前進されています。かかりつけの医院でのMRI検査でも脳梗塞の進行は認められず、全身の血管の修復による再発予防効果も期待される結果となりました。 こちらは診察時の様子です。治療前の状態や経過について、担当医が詳しくご説明しています。再生医療による回復の過程をぜひご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=fXCGinfrw-4 治療後の変化について、患者様ご本人にお話しいただきました。右手のしびれがほぼ消失し、歩行やバランスが改善された実際の体験をご覧いただけます。 https://www.youtube.com/watch?v=xWRJi0j-tro
2026.05.26 -
- 股関節の症例
- 関節の症例
- 幹細胞治療の症例
人工関節への不安を解消し痛みのない日常を取り戻す50代女性の股関節再生治療 「将来、人工関節が必要になるのでは…」—そう不安を感じていた50代の女性。右変形性股関節症(臼蓋形成不全)による痛みは10段階中8にまで達し、5年間にわたり悪化を続けていました。"リペア幹細胞"による治療を受けた結果、痛みは10段階中8から2へと大幅に軽減しました。 治療前の状態 5年前から右股関節の痛みが続いていた 臼蓋形成不全による変形性股関節症と診断 将来的には人工関節が必要になると説明を受けていた 右股関節の痛みは10段階中8 5年前から右股関節に痛みを抱えていた患者様。痛みが出現した当初、整形外科で臼蓋形成不全による変形性股関節症と診断されました。当時はまだ軟骨が残っているため人工関節は時期尚早と言われましたが、将来的には必要になると説明を受けていたそうです。 その後、徐々に痛みが悪化。近い将来人工関節が必要になるのではという不安が募り、人工関節を回避したいという思いから再生医療を希望し、当院を受診されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 レントゲン所見 レントゲンにて関節の狭小化を認めます <治療内容>右股関節に1億個の"リペア幹細胞"を計2回投与 右股関節に1億個の"リペア幹細胞"を計2回にわたり投与しました。手術や入院の必要はなく、股関節を温存したまま治療を進めることができました。 治療後の変化 初回投与後1か月で右股関節の痛みが10段階中8から4へ半減 2回目投与後1か月でさらに2まで軽減 5年間続いた痛みから解放される希望が見えてきた 人工関節を回避しながら大幅な痛みの改善を実現 初回投与後1か月で、右股関節の痛みは10段階中8から4へと半減。さらに2回目投与後1か月の時点で、痛みは2まで軽減しました。わずか2回の投与で、5年間悩まされてきた痛みが大きく改善しました。 将来の人工関節を回避したいという患者様の不安に対し、確かな改善を実現することができました。組織の再生・修復を促したことで、このような改善が実現しました。"リペア幹細胞"は投与後1年間にわたって効果を発揮し続けるため、さらなる改善も期待できます。
2026.05.24
自分の細胞を活用し、
蘇らせる「再生医療」とは?
薬での治療は限界ではないだろうか。本当に手術は必要だろうか。
そんな思いで悩んだり、あきらめたりしていませんか?
ケガをしても傷跡が少しずつ薄くなる・・
当たり前のようですが、あなた自身の細胞には、弱ったところ、傷ついたところを修復するチカラがあります。
その細胞のチカラを最大限に引き出して治療を行うことを「再生医療」と呼び、おすすめしています。
リペアセルクリニックの特長
当クリニックは、疾患・免疫・美容という分野すべてを、自己細胞を用いた最先端の医療で行うことができる国内でも珍しい部類の医療機関です。
CPC(細胞培養加工施設)の高い技術により、冷凍しない方法で幹細胞を投与できるので高い生存率を実現。
ご自身の細胞や血液を利用するため、アレルギーや拒絶反応といった副作用の心配が少ないおすすめの治療方法です。
- 2億個の細胞を
投与可能※但し適応による - 高い
安全性 - 入院不要
日帰り - 身体への
負担が少ない - 高い技術力を
もったCPC
LICENSE厚生労働省届出済医療機関
第二種・第三種再生医療等提供計画 届出済
リペアセルクリニックは、第二種・第三種再生医療提供計画を厚生労働省に届出し、受理されました。
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自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害の治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた糖尿病の治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた肝障害の治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた変形性関節症治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた顔面萎縮症、皮膚再生治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた脊髄損傷の治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた慢性疼痛の治療
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多血小板血漿(PRP)を用いた変形性関節症の治療
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多血小板血漿(PRP)を用いた筋腱炎、靭帯炎の治療
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多血小板血漿(PRP)を用いた皮膚再生療法
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悪性腫瘍の予防に対する活性化NK細胞を用いた細胞治療
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自己脂肪由来幹細胞と自己前骨芽細胞分化誘導上清液を用いた変形性関節症の治療




















当クリニックでは、国内では数少ない自己の幹細胞を用いた「変形性関節症」「脳卒中」「糖尿病」「肝障害」「肌の再生」などの最先端の再生医療および、PRP(多血小板血漿)の関節内投与を再生医療安全確保法のもと、自由診療にて提供しています。再生医療とは、厚生労働省によって受理されることで行うことのできる治療となります。
坂本理事長のブログ
藤間院長のブログ
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「腰痛があっても動いた方がいいって本当?」 「昔は安静にした方がいいって聞いたけれど」 「自分の腰痛はどちらなんだろう」 このように迷われている腰痛患者様も多いことでしょう。 結論から申し上げますと、腰痛には動いた方がいいケースと安静が必要なケースが混在します。 本記事では、動いた方がいい腰痛とその理由、安静が必要な腰痛などを中心に解説します。 動いてもいいのか、安静にすべきかの判断がつかずにお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。 当院リペアセルクリニックでは、公式LINEで再生医療の情報提供や簡易オンライン診断を行っています。 腰痛時の運動についてお悩みの方や、再生医療に興味関心のある方は、お気軽にご登録ください。 腰痛で動いた方がいいとされる理由 以前は「腰痛が起きた場合は安静が望ましい」とされていました。しかし近年では、多くの専門医が軽い運動を続けるように勧めています。 腰痛診療ガイドライン2019においても、「急性腰痛に対しては、安静よりも活動性維持の方が有用である」と記載されています。身体を適度に動かすことで血流改善や筋肉の柔軟性維持が期待でき、筋力低下や関節の硬化を防ぎやすくなるためです。(文献1) ただし、無理に動く必要はありません。強い痛みがあったり、動かすことで痛みが強くなったりする場合は安静にしてください。 腰痛でも動いた方がいいケース 腰痛でも動いた方がいいケースとしては、主に以下の2つがあげられます。 動くと少し楽になる腰痛 慢性的な腰痛 動くと少し楽になる腰痛 「朝だけ腰が痛い」もしくは「長時間座っていると痛い」といった場合は、動くことで症状が和らぐことがあります。 長時間の同じ姿勢は、筋肉のこわばりや柔軟性低下を引き起こす要因のひとつです。 厚生労働省の資料でも、同じ姿勢が長時間続くことは腰痛リスクであると示されています。とくに、座った姿勢は腰に負担をかけます。(文献2) 定期的に身体を動かしたり姿勢を変えたりしましょう。 慢性的な腰痛 腰痛が慢性的に続いている方の場合、無理のない範囲での運動が必要です。 腰痛診療ガイドライン2019においても、「3か月以上続く慢性腰痛では、適度な運動が有用である」と示されています。(文献1) ウォーキングやストレッチ、体幹トレーニングなどは、無理なくできる運動です。 厚生労働省でも、これらの運動は、腰痛の改善や再発予防につながる可能性があるとしています。(文献3) 腰痛が悪化しない程度に身体を動かしてみましょう。 腰痛で安静が必要なケース 安静が必要な腰痛は、主に以下の2種類です。 強い痛みで身体を動かすことが困難な腰痛 動くことで痛みが悪化する腰痛 強い痛みで身体を動かすことが困難な腰痛 ぎっくり腰直後の強い腰痛により、立つ、歩く、寝返りを打つといった日常生活動作が困難な場合は、安静が必要です。 急性腰痛と呼ばれる強い腰痛では、発症直後に炎症が強くなっています。このときに無理に動くと、炎症の悪化や、筋肉および関節への負担増のリスクがあります。 この時期は、楽な姿勢で安静を保ちましょう。 以下の記事では、ぎっくり腰が起きたときの寝る姿勢について解説しています。あわせてご覧ください。 動くことで痛みが悪化する腰痛 身体を動かすことで腰痛が生じる、もしくは悪化する場合は、原因となる動作を避けながらの安静が必要です。(文献4) とくに、前かがみ動作や腰をひねる動作で腰痛が生じている場合は、筋肉や椎間板などに大きな負担がかかっています。 腰痛があるときは、「少し動くと楽になるか」「動くと悪化するか」を確認しながら活動量を調整しましょう。 腰痛時におすすめの体の動かし方 腰痛時におすすめの体の動かし方を以下に示しました。ポイントは「無理のない範囲」です。 無理のない範囲で日常生活を続ける 症状に応じて軽いストレッチを取り入れる 定期的に姿勢を変える 無理のない範囲で日常生活を続ける 腰痛時は、痛みを悪化させない範囲で日常生活を続けることが大切です。具体例を以下に示しました。 家の中を歩く 軽い家事を行う 短時間散歩する 長期間の安静は、筋力低下や活動量の減少を招き、腰痛の慢性化につながる恐れがあります。 ただし、痛みを我慢して無理に活動する必要はありません。「動いて悪化しない範囲」を目安に活動量を調整しましょう。 症状に応じて軽いストレッチを取り入れる 腰痛時は筋肉の緊張や柔軟性の低下によって、動き始めに痛みが出やすくなります。とくに、長時間座位が続く方は、腰に加えて股関節や太ももの筋肉も硬くなりやすい状況です。 症状が落ち着いているときの軽いストレッチは、筋肉のこわばり軽減や柔軟性維持につながります。 ただし、勢いをつけたストレッチや痛みを我慢した動作は、症状悪化につながるため避けましょう。「気持ちよく伸びる程度」を目安に、無理のない範囲で行うことが大切です。 下記の記事で、腰痛時のストレッチを紹介しています。あわせてご覧ください。 定期的に姿勢を変える 同じ姿勢が続くと腰回りの筋肉が緊張し、血流が低下して腰痛が生じやすくなります。 厚生労働省の腰痛予防対策指針でも、長時間同じ姿勢を避ける重要性が示されています。(文献2) 30〜60分ごとに立ち上がる、少し歩く、座り方を変えるなど、こまめに姿勢を変えて、腰への負担を分散させましょう。ただし、腰を急にひねったり反ったりするなど、大きな動きは控えてください。 下記の記事では、長時間の座り姿勢と腰痛の関係について解説していますので、あわせてご覧ください。 腰痛時にやってはいけない行動 腰痛時にやってはいけない行動は主に以下の3点です。 痛みを我慢して激しい運動をする 痛みが軽いときも安静を続ける 自己判断で放置する 痛みを我慢して激しい運動をする ぎっくり腰発症直後といった痛みが強いときは、腰に炎症が起きている状況です。この時期に無理に体を動かすのは、炎症を助長するため避けましょう。 無理に動かすことで、筋肉や関節、椎間板などへの負担も増し、症状悪化につながる可能性もあります。痛みが強い状態での運動は推奨されません。 痛みが軽いときも安静を続ける 腰痛が軽減しているときも安静を続けることは、体力や筋力低下を引き起こす要因の1つです。また安静が長期間続くと、心理的にも影響を及ぼし、腰痛の慢性化リスクを高めることが指摘されています。 近年では、必要以上の安静が慢性腰痛の一因になると指摘されています。可能な範囲で、いつも通りの日常生活を過ごしましょう。 自己判断で放置する 自己判断での腰痛放置は禁物です。とくに、しびれや筋力低下、発熱、排尿障害などを伴う腰痛では、神経障害や感染症など重篤な疾患が隠れている可能性があります。(文献5) また、慢性的な腰痛でも、痛みを我慢し続けることで日常生活や精神面へ影響が及ぶケースがあります。 市販薬やセルフケアだけで改善しない場合や、症状が長引く場合は、医療機関で原因を確認しましょう。痛みの程度だけでなく、症状の経過や全身状態にも注意する必要があります。 医療機関を受診すべき腰痛 腰痛の多くは自然に軽快します。ただし、医療機関での診察が必要なケースもあります。 以下のような症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。(文献5) 足がしびれる 足に力が入らない 排尿や排便に支障をきたしている 発熱している これらの症状を伴う場合は、神経障害や感染症、内臓疾患などが隠れている可能性があります。 また、転倒後に生じた腰痛や、安静にしていても続く腰痛、数週間以上改善しない腰痛の場合も、早めに医療機関を受診してください。 下記の記事では、内臓由来の腰痛について解説しています。あわせてご覧ください。 腰痛時に行われる主な治療 本章では、腰痛時に行われる主な治療として3種類紹介します。 保存療法 手術療法 再生医療 保存療法 腰痛に合わせて身体を動かす、もしくは安静にするといった対応でも改善されない場合、整形外科を受診しましょう。内臓疾患や感染症など重篤な原因がなければ、腰痛に対する保存療法が行われることが一般的です。 主な保存療法を以下に示しました。 薬物療法 ブロック注射 運動療法(ストレッチや筋力強化など) 物理療法(電気治療や温熱療法など) 保存療法は腰痛の状況にあわせて行われます。 手術療法 手術療法が検討されるケースは主に以下のとおりです。 保存療法で腰痛が改善されない場合 歩行障害やしびれ、排尿障害などの症状がある場合 脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどが疑われる場合 手術方法としては、全内視鏡下脊椎手術や脊椎固定術、リゾトミー、椎間板切除術、椎弓切除術などがあげられます。 慢性腰痛の手術方法やリスクなどを以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。 再生医療 脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアが原因の腰痛患者様や、手術を避けたい患者様の場合、再生医療も選択肢の1つです。 当院では「自己脂肪由来幹細胞治療」を実施しています。患者様の身体への負担を抑えるため、腹部の脂肪から幹細胞を採取しています。 当院では腰痛の場合、培養した幹細胞を脊髄腔内へダイレクトに注射する方法が一般的です。 以下の記事では、腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアにおける再生医療の症例を紹介しています。あわせてご覧ください。 【関連記事】 術後1年続いた足裏の異常感覚が緩和 腰部脊柱管狭窄症 50代女性 【手術せずに改善!】 腰椎椎間板ヘルニア 60代女性 動いた方がいい腰痛と安静が必要な腰痛を見極めて対応しよう 以前は、「腰痛の場合は安静」と言われることが多かったものですが、近年ではむしろ動いた方がいいとされています。 しかしこれは、「強い腰痛を我慢して動かす」といった意味ではありません。動くと楽になる腰痛や、慢性腰痛の場合は動いた方がいいといった解釈です。 本記事を参考に、腰痛時にやってはいけない行動も理解しつつ、自分の腰痛は動いた方がいいものか安静が必要なものかを見極めて対応しましょう。 しびれや脱力がある、排尿や排便に支障がある、発熱している場合は、早めに医療機関を受診しましょう。 当院リペアセルクリニックでは、公式LINEによる簡易オンライン診断や再生医療の情報提供を行っています。 腰痛でお悩みの方や、医療機関受診の目安について相談したい方は、お気軽にご登録ください。 腰痛時の運動と安静に関するよくある質問 腰痛にすぐ効くストレッチはありますか? 腰痛に対するストレッチの効果は、症状や原因によって異なります。強い炎症が生じている急性腰痛の場合は、ストレッチによって症状が悪化する可能性があるため避けましょう。 一方で、筋肉の緊張や柔軟性低下が関与している腰痛では、軽いストレッチによって痛みが和らぐ場合があります。腰痛時のストレッチは、勢いをつけず「気持ちよく伸びる程度」で行いましょう。 安静時に腰痛が起きる原因は何ですか? 安静時にも腰痛が生じる原因は複数存在します。主に考えられるのは、腰椎圧迫骨折のほか、感染症やがん、尿管結石といった内臓疾患です。(文献4) 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症では、安静時でも神経症状が出る場合があります。安静時の腰痛が長期間続く場合や、発熱・しびれなどを伴う場合は、自己判断せず医療機関を受診しましょう。 参考文献 (文献1) 腰痛診療ガイドライン2019|公益社団法人日本整形外科学会・一般社団法人日本腰痛学会 (文献2) 職場における腰痛予防対策指針|厚生労働省 (文献3) 標準的な運動プログラム|厚生労働省健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~ (文献4) 腰痛|MSDマニュアル家庭版 (文献5) 腰痛|公益社団法人日本整形外科学会
2026.05.31 -
- 脊椎
- 脊椎、その他疾患
「ずっと腰痛が続いていてつらい」 「腰痛が自転車で治ったと聞いたけれど本当だろうか?」 腰痛が自転車で治ったと聞いて、「自転車に乗ってみたいけれど、悪化が不安」と思われた方もいらっしゃることでしょう。 自転車で腰痛が治ったケースには、いくつかの理由が存在します。そして、すべての腰痛が自転車で治るとは限りません。逆に自転車で悪化する腰痛もあります。 本記事では、腰痛が自転車で治ったとされる理由や、自転車で治りやすい腰痛と悪化しやすい腰痛の違いなどについて解説します。 ご自身の腰痛がどちらに該当するかを知る判断材料になりますので、ぜひ最後までご覧ください。 当院「リペアセルクリニック」では公式LINEで、再生医療の情報提供や簡易オンライン診断を行っています。 腰痛だけど自転車に乗りたいとお考えの方や、再生医療に興味関心のある方は、お気軽にご登録ください。 自転車で腰痛が治ったとされる要因 自転車で腰痛が治ったとされる要因は、主に以下の3点です。 血流が改善しやすい 体幹や下肢筋力を鍛えやすい 腰への衝撃が少ない 血流が改善しやすい 自転車は有酸素運動の一種です。脚の大きな筋肉をリズムよく動かすため、血流が改善しやすい運動ともいえます。 慢性腰痛の場合、筋緊張や運動不足が原因で、痛みが続いたり強くなったりする方もいます。 また、腰痛診療ガイドライン2019では、慢性腰痛では運動療法が有用であると示されています。(文献1) 自転車は体への衝撃が少なく、比較的取り入れやすい運動です。ただし、腰痛発症直後で強い痛みがあるときや、自転車に乗って悪化するときは無理に乗らないでください。 体幹や下肢筋力を鍛えやすい 自転車は、太ももやおしりなど下半身の筋肉を繰り返し使う運動です。姿勢を維持するために、体幹も働きます。 自転車運動により太ももの筋肉が増加したといった調査報告もあります。(文献2) 慢性腰痛では、加齢や運動不足によって腹筋やおしりの筋肉が低下し、腰に負担がかかっているケースも少なくありません。自転車を使い日常的に身体を動かすことで、筋持久力が維持できる点は腰痛患者にとってもメリットです。 ただし、腰痛予防や再発防止のためには、ストレッチや筋力トレーニングとの組み合わせも必要です。 腰への衝撃が少ない 自転車は、ランニングのように地面からの着地衝撃が繰り返される運動ではありません。そのため、比較的腰への負担が少ない運動です。「歩くときは腰痛が辛いが、自転車のときは腰が楽である」といったケースもあります。 米国整形外科学会では、「サイクリングは体重負荷がかかりにくい運動である」として紹介されています。(文献3) しかし、衝撃が少ないからといって、すべての腰痛に適しているわけではありません。長時間の前傾姿勢やサドルおよびハンドル位置の不適合、路面振動などによって腰痛が悪化する場合もあります。 自転車で改善しやすい腰痛 慢性腰痛の中には、運動を取り入れることで症状が和らぐタイプがあります。 例としては、以下のようなものがあげられます。 長時間の同じ姿勢による筋緊張や血流低下が原因のタイプ 猫背および反り腰など悪い姿勢で腰に負担がかかっているタイプ 自転車は低衝撃の有酸素運動で、体を動かしながら負担を調整しやすい点が特徴です。軽い運動で筋肉を動かすことで血流が促され、腰回りの緊張がゆるみやすくなる方もいます。 ただし、症状が悪化しない範囲で無理なく乗り続けることが前提です。 自転車で悪化する場合がある腰痛 椎間板ヘルニアや坐骨神経痛、急性腰痛では、自転車に乗ることで症状が悪化する場合があります。たとえば椎間板ヘルニアの場合、座位や前傾姿勢で神経への圧迫が強まり、下肢のしびれや痛みが増すメカニズムです。 したがって、腰痛が強いときは、自転車に乗らないようにしましょう。 自転車を中止して受診すべき症状 腰痛があっても自転車に乗れる場合はあります。ただし、以下のような症状がある場合は自転車を中止しましょう。(文献1)(文献4) 下肢のしびれや脱力 排尿や排便の障害 安静時にも続く強い腰痛 発熱や体重減少 これらは単なる筋緊張や筋力低下ではなく、神経障害や感染症、腫瘍など重大な疾患が隠れているサインとされています。 とくに、足に力が入りにくい、尿が出にくい、会陰部に違和感があるといった症状は早めの受診が必要です。少し楽になるからと無理に乗り続けず、整形外科で検査や診察を受けましょう。 腰への負担を減らす自転車の乗り方 この章では腰への負担を減らす自転車の乗り方として、3つのポイントを紹介します。 骨盤を立てた自然な姿勢を意識する 長時間連続で乗り続けない 乗車前後にストレッチを行う ただし、強い痛みがある場合や、伸ばして痛みが増える場合は、ストレッチおよび自転車の使用を中止してください。 骨盤を立てた自然な姿勢を意識する 自転車に乗るときは、猫背や過度な前かがみの姿勢を避けて、骨盤を立てた自然な姿勢を意識しましょう。骨盤が後ろに倒れると腰の自然なカーブが崩れやすく、腰や背中の筋肉に大きな負担がかかる場合があります。 サドルやハンドルの位置が身体に合っていないなど、誤った姿勢で乗り続けると、腰痛悪化につながる可能性があります。自然な姿勢を無理なく維持できるように、サドルやハンドルの位置を調整しましょう。 以下の記事では前かがみ姿勢と腰痛の関係について解説しています。あわせてご覧ください。 長時間連続で乗り続けない 自転車は比較的腰への衝撃が少ない運動です。ただし、長時間乗り続けると、腰まわりの筋肉に疲労が蓄積しやすくなります。 そのため自転車を降りた後に、腰痛および重だるさを感じる方もいます。 腰への負担を減らすためにも、信号待ちで上体を軽く起こす、途中で自転車を降りて歩くなどで、姿勢をこまめに変えてみましょう。 長時間の座位と腰痛の関係を以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。 乗車前後にストレッチを行う 自転車に乗る前や降りた後には、筋肉の緊張をため込まないよう、ストレッチで腰や股関節まわりの筋肉を軽くほぐしておきましょう。 とくにハムストリングスと呼ばれる太ももの筋肉や、お尻まわり、股関節まわりはペダル操作で繰り返し使われます。ここが硬くなったまま自転車に乗ると、腰に負担がかかりやすくなります。 乗る前に軽く伸ばすことで動かしやすい状態にしておきましょう。降りた後のストレッチでは、腰まわりのこわばり軽減が期待できます。 反動をつけない、心地良い範囲のストレッチが腰痛予防につながります。 腰痛時のストレッチを以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。 自転車でも改善しない慢性腰痛の治療法 自転車でも改善しない慢性腰痛の治療法は、主に以下の3種類です。 保存療法 手術療法 再生医療 保存療法 自転車の乗り方を見直しても痛みが続く場合は、整形外科を受診しましょう。腰痛の原因を調べて、適切な治療を受けるためです。 腰痛治療では、保存療法が最初の選択肢になります。主な保存療法は、痛みを抑える薬物療法、ストレッチや筋力強化といった運動療法、温熱療法や電気治療などです。 腰痛の原因が筋肉の緊張や姿勢不良、軽度の椎間板変性である場合は、保存療法で症状軽減が期待できるケースもあります。 手術療法 各種保存療法を続けても腰痛が改善しない場合や、しびれや脱力、排尿障害などの症状がある場合は、手術療法も選択肢に入ります。 主な手術方法としては、全内視鏡下脊椎手術や脊椎固定術、リゾトミーなどがあり、原因や症状に応じて選択されます。 慢性腰痛の手術については以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。 再生医療 手術は避けたい方や、さまざまな事情で手術を受けられない方の場合は、再生医療も選択肢としてあげられます。 再生医療とは、ヒトが本来持っている自己修復力を活用した治療法です。 当院では、患者様自身の脂肪由来の幹細胞を用いる「幹細胞治療」や、自身の血液を活用する「PRP療法」を実施しています。 自転車で改善・悪化する腰痛を理解してサイクリングを楽しもう 腰痛が自転車で治ったとされる原因は、血流改善や、体幹および下肢筋力を鍛える効果があるためです。腰への衝撃が少ないことも、自転車の利点です。 しかし、すべての腰痛が自転車で治るとは限りません。中には、自転車により悪化する腰痛もあります。 腰への負担を減らしながら自転車に乗っても腰痛が改善しない場合、もしくは悪化する場合は、医療機関で適切な治療を受けましょう。 当院リペアセルクリニックでは、公式LINEによる簡易オンライン診断や再生医療の情報提供を行っています。 腰痛と自転車の関係について相談したい方や、医療機関受診についてお悩みの方は、お気軽にご登録ください。 腰痛と自転車に関するよくある質問 椎間板ヘルニアに自転車通勤は良くないのでしょうか? すべての椎間板ヘルニア患者にとって、自転車通勤が良くないわけではありません。 ただし、腰痛やしびれが生じている方や医師から禁止されている方は、自転車により悪化する可能性があります。 自転車通勤が可能な場合は、前傾姿勢にならないようにサドルやハンドルの位置を調節してから乗りましょう。 長時間の自転車通勤は、腰に負担をかけます。自宅から勤務先が遠い方は、事前に医師へ相談しましょう。 クロスバイクには腰痛改善効果がありますか? クロスバイクに特化した、腰痛改善効果はありません。他の自転車と同様、ハンドルやサドルのセッティング、正しい姿勢の維持が必要です。 大切なポイントは、自転車の種類だけではなく、自分の身体に合った姿勢や乗車時間の調整です。どのような自転車であっても、痛みが強くなる場合は無理に乗らないようにしましょう。 参考文献 (文献1) 腰痛診療ガイドライン2019|公益社団法人日本整形外科学会・一般社団法人日本腰痛学会 (文献2) Cycle exercise training and muscle mass: A preliminary investigation of 17 lower limb muscles in older men|Pubmed® (文献3) Expert Insight and Essential Bike Safety Tips Every Cyclist Needs to Know|American Academy of Orthopaedic Surgeons (文献4) 腰痛|公益社団法人日本整形外科学会
2026.05.31 -
- 変形性股関節症
- 脊椎
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 股関節
- 腰部脊柱管狭窄症
「腰と股関節、両方とも痛い」 「医療機関で異常なしと診断されたけれど、痛みが続いている」 「大きな病気の前ぶれではないだろうか」 このような不安をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。 股関節と腰の痛みは、人体の構造上同時に生じやすい症状です。レントゲンやCT、MRIといった画像検査で異常がないにもかかわらず、痛みが生じるケースもあります。 本記事では、股関節と腰の痛みが同時に発生する理由や原因となる疾患、痛みへの対処法について詳しく解説します。 治療方法についてもお伝えしますので、自分に合った治療法を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。 当院リペアセルクリニックでは、公式LINEで再生医療の情報提供や簡易オンライン診断を行っています。 股関節痛および腰痛にお悩みの方や、再生医療に興味関心のある方は、お気軽にご登録ください。 股関節と腰の痛みが同時に生じる理由 股関節痛と腰痛が同時に生じる理由としてあげられるものは、主に以下の4点です。 股関節と腰が連動して負担が広がるため 関連痛によって離れた部位に痛みが出るため 代償動作によって負担が別の部位に移るため 筋力低下や良くない姿勢によって両方に負担がかかるため 股関節と腰が連動して負担が広がるため 股関節と腰、骨盤は、日常生活において連動して動く部位です。どこか1カ所に不調が生じると、その部位をカバーするため他の部位に負担が集中します。 とくに股関節の可動域が低下すると、腰に負担が集中して腰痛が起こりやすくなります。 前かがみや立ち上がりで腰が痛い方は、股関節の動きが悪くなっている可能性もあります。 関連痛によって離れた部位に痛みが出るため 関連痛とは、原因とは別の場所に痛みを感じる現象です。股関節に問題がある場合、脚の付け根だけではなく、お尻や太もも、膝に不調が出ることもあります。(文献1) 「腰が痛い=腰に原因がある」とは限りません。股関節に問題があるときも、腰痛が生じるケースがあります。 痛みだけで原因を見分けることは難しいものです。痛む範囲だけで判断せず、「どんな動作をすると痛みが生じるか」も確認しましょう。 代償動作によって負担が別の部位に移るため 代償動作とは、正常な動作とは異なる運動パターンで目的の動作を行うことです。(文献2) 股関節痛があるときに、無意識に体を傾けて歩くことも代償動作の1つです。この状態が続くと、腰やお尻など、本来問題のない部位にも痛みが広がります。 海外の文献では、股関節の機能低下により、腰椎の動きが増加して腰痛が生じる事例が紹介されています。(文献3) 筋力低下や良くない姿勢によって両方に負担がかかるため 股関節まわりの筋力が低下すると、骨盤が不安定になり腰への負担が増します。 また、お尻の筋肉が弱くなると、立つ動作や歩く動作で骨盤が左右に揺れやすくなり、腰に負担がかかります。猫背や反り腰といった姿勢の崩れは、股関節と腰の両方に影響します。 「長時間座るとつらい」「立ち姿勢が崩れている」と感じる場合は、姿勢や筋力の見直しが必要です。 【パターン別】股関節痛と腰痛の原因 股関節痛および腰痛の場合、股関節や腰そのものに原因があるケースと、検査で異常がないケースがあります。 それぞれ詳しく解説します。 腰由来の症状が疑われるケース 腰由来の代表的な疾患は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症です。これらの疾患では、腰痛や下半身のしびれ、脱力がみられ、歩行で腰痛が悪化します。(文献4)(文献5) 「片脚に痛みやしびれがある」「歩くと腰が痛み、休むと楽になる」といった症状は、腰由来の疾患が関係している可能性があります。 股関節由来の症状が疑われるケース 股関節由来の代表的な疾患は、変形性股関節症です。この疾患の特徴は、立ち上がりや歩き始めに生じるそけい部(脚の付け根)の痛みです。(文献6) 進行すると、寝ているときも痛みが生じたり、日常生活上の動作に支障をきたしたりします。 「脚の付け根が痛い」「股関節をひねると痛い」場合は、股関節が関係している可能性があります。 検査で異常がなくても痛みが出るケース 検査で異常が見つからなくても、関節の使い方や筋力のバランスによって腰痛や股関節痛が生じる場合があります。考えられるケースが、仙腸関節障害や大転子部痛症候群などです。 仙腸関節とは背骨と下半身の間にある関節で、上半身と下半身の力を伝える重要な役割を担っています。仙腸関節が障害されると、姿勢を変えたときに鼠径部やお尻に痛みが生じます。(文献7) 股関節痛および腰の痛みへの対処法 この章では、股関節痛や腰痛が強いときの対処法と、痛みが軽減されたときに行えるセルフケアを中心に解説します。 セルフケアで改善しないときに見直すポイントも、あわせて紹介します。 痛みが強いときの対処法 痛みが強いときは完全に寝込むのではなく、痛みを悪化させる動作を避けながら過ごしましょう。前かがみや深くしゃがむ動作、長時間の立ち姿勢は、股関節や腰に負担をかけます。 股関節痛や腰痛が急に現れたときは、保冷剤や冷たいタオルで冷やすと痛みが和らぎます。 市販の痛み止めを使用する際は、副作用や他の薬との飲み合わせを確認するため、薬剤師に相談しましょう。あわせて、薬に添付されている説明書も必ず確認してください。(文献8) 以下の記事では、鎮痛消炎剤について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。 痛みが軽減されたときに行えるセルフケア 痛みが落ち着いてきたら、股関節や腰まわりを少しずつ動かしていきましょう。セルフケアとしては、お尻や足の付け根、もも裏のストレッチ、体幹およびお尻の筋力運動があげられます。 最初から多くの種目を行う必要はありません。痛みが出ない範囲で短時間から始めることが大切です。 運動中に鋭い痛みが出る、しびれが強くなるといった場合は、無理に続けず中止してください。 以下の記事では、6種類のストレッチを紹介しています。あわせてご覧ください。 セルフケアで改善しないときに見直すポイント セルフケアを続けても改善しない場合は、ケアの方法やタイミングが症状に合っていない可能性があります。 腰と股関節は連動して動くため、股関節が原因の腰痛が生じる、あるいはその逆のケースも珍しくありません。 腰痛の原因が股関節である場合、腰だけをケアしても改善しないことがあります。 セルフケアのタイミングも、改善を妨げる原因です。腰痛や股関節痛が強いときに、ストレッチや筋力運動などを行うと、かえって悪化します。 セルフケアで改善しない場合は、一度ケアを中止し、医療機関を受診しましょう。 股関節と腰の痛みに対する受診が必要となるケース 股関節と腰痛において、受診が必要となるケースは主に以下の3種類です。 すぐに受診すべき危険サイン 早めの受診が望ましいケース 内臓疾患の可能性があるケース すぐに受診すべき危険サイン 以下の症状がある場合は、早急に医療機関を受診しましょう。 尿が出ない、もしくは失禁する 会陰部がしびれる 歩行困難である 転倒後に強い股関節痛が生じている 発熱を伴う強い痛みがある 背部や腹部が激しく痛む これらの症状は、神経障害や感染症、骨折、大動脈疾患などが原因の可能性があります。放置すると後遺症が残ったり、命に関わったりするケースもあります。 とくに、背部や腹部の痛みがある場合は、迷わず救急外来を受診してください。 早めの受診が望ましいケース 緊急ではないものの、早めの受診が必要な状況を以下に示しました。 痛みが4~6週間以上続く セルフケアを続けても痛みが改善しない 歩けるが痛みが続く 股関節痛が徐々に強くなる このような場合は、整形外科で原因を確認しましょう。早期受診で適切な治療につながります。 内臓疾患の可能性があるケース 腰痛および股関節痛が、内臓疾患由来の場合もあります。想定される症状を以下に示しました。 安静にしていても持続する 発熱や吐き気、血尿を伴う 激しい痛みが突然始まる これらの症状の場合、尿路結石や感染症、大動脈疾患などの可能性があります。筋肉や関節の痛みとは異なり、姿勢で変わりにくい点が特徴です。 異変を感じた場合は早めに内科を受診しましょう。内科で異常がない場合は、整形外科が受診先となります。 以下の記事で、内臓由来の腰痛について解説していますので、あわせてご覧ください。 股関節と腰の痛みの主な治療法 股関節痛と腰痛の治療法としては、主に以下の3点があげられます。 保存療法 手術療法 再生医療 保存療法 保存療法は、股関節痛および腰痛に対する第一の選択肢です。薬物療法やブロック注射、運動療法、体重管理および杖の使用を含めた生活指導などにより、痛みの軽減を目指します。 腰痛では運動や生活改善、股関節痛では負担を減らしながら筋力や可動域を保つことが重要です。 ただし、保存療法を続けても症状が改善しない場合や悪化する場合は、治療方針の見直しが必要です。 手術療法 手術療法は、腰椎や股関節の変形が進んでいる場合、神経の圧迫によって歩行障害やしびれなどがある場合に検討されます。股関節では人工股関節置換術、腰では脊柱管狭窄症に対する除圧術や、必要に応じた固定術などが主な選択肢です。 症状の著しい改善が期待できる一方で、入院やリハビリ、合併症のリスクも伴います。症状の強さだけでなく、画像所見や生活への影響、保存療法の効果なども踏まえた上での選択が必要です。 慢性腰痛の手術については以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。 再生医療 保存療法を続けても十分な改善が得られない場合や、すぐに手術を選びたくない場合は、再生医療も選択肢になり得ます。 再生医療とは、ヒトが持っている「再生する力」を用いた治療法です。 当院では、幹細胞治療(腹部の脂肪から幹細胞を採取)やPRP療法を実施しています。ただし、人工関節置換術後は再生医療を受けられません。 股関節と腰の痛みのメカニズムを把握して適切なケアを行おう 股関節痛と腰の痛みは、同時に現れることも珍しくありません。股関節や骨盤、腰の連動、関連痛、代償動作などが関係しているためです。 そのため、痛みの部位だけで、原因を判断するのは困難です。 軽い痛みであればセルフケアで様子を見ることも可能ですが、痛みが長引く場合や悪化する場合は、早めに医療機関を受診しましょう。原因を把握した上で適切な治療を選ぶことが大切です。 当院リペアセルクリニックでは、公式LINEによる簡易オンライン診断や再生医療の情報提供を行っています。 股関節痛や腰痛でお悩みの方や、治療法について相談したい方は、お気軽にご登録ください。 股関節と腰の痛みに関するよくある質問 股関節が左側だけ急に痛むのはなぜですか? 片側の股関節痛は、日常生活における姿勢や動作の癖、もしくはリウマチや大腿骨頭壊死といった疾患が原因として考えられます。また、内臓疾患が隠れている可能性もあります。 いずれにしても放置せず、整形外科を受診しましょう。整形外科で異常がない場合は、内科を受診してください。 以下の記事では、片側だけに股関節痛が生じる原因について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。 股関節や腰に痛みがあるときにストレッチをしても良いですか? 強い痛みやしびれがあるときは、無理なストレッチは禁物です。 痛みがある程度和らいだときは、お尻や足の付け根、もも裏を軽く伸ばす程度のストレッチが役立ちます。 ただし、ストレッチ中に鋭い痛みが出たりしびれが増えたりする場合は、無理に続けず中止しましょう。 参考文献 (文献1) Bilateral Anterior Tibial Pain: Referred Pain From Osteoarthritis of the Hip. A Case Report|ResearchGate (文献2) 運動器疾患における代償動作|関西理学療法学会 (文献3) Hip-Spine Syndrome: A Vexing Clinical Entity|UPMC (文献4) 腰椎椎間板ヘルニア|公益社団法人日本整形外科学会 (文献5) 腰部脊柱管狭窄症|公益社団法人日本整形外科学会 (文献6) 変形性股関節症|公益社団法人日本整形外科学会 (文献7) 仙腸関節障害の今そしてこれから|日本脊髄外科学会 (文献8) 添付文書(おくすりに添付されている説明書)の読み方|日本OTC医薬品協会
2026.05.31 -
- 脊椎
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 脊椎、その他疾患
「太ったためなのか、腰が痛くなってきた」 「肥満状態が続くと、腰痛も悪くなるのではないか」 「痩せるために運動した方が良いと思うが、動くと腰痛が悪化しそうで怖い」 腰痛と肥満、両方で悩まれている方も一定数いらっしゃることでしょう。 腰痛と肥満は密接な関係があり、肥満により悪化する腰痛も存在します。 本記事では、腰痛と肥満の関係、肥満解消法、肥満による腰痛の治療法などを紹介します。 今まさに腰痛と肥満でお悩みの方の助けになりますので、ぜひ最後までご覧ください。 当院「リペアセルクリニック」では公式LINEで、再生医療の情報提供や簡易オンライン診断を行っています。 腰痛および肥満でお悩みの方や、再生医療に興味関心のある方は、お気軽にご登録ください。 腰痛と肥満の関係 腰痛と肥満は密接に関係しています。 肥満により腰痛が発症もしくは悪化する原因としてあげられるものは、主に以下の3点です。 物理的負荷が増大する 姿勢バランスが崩れる 体内環境が悪化する 物理的負荷が増大する 肥満による体重増加は、腰への物理的な負担を増大させます。 山形大学医学部の研究結果では、BMIが4年間で5%増加すると、腰痛の発症リスクが11%高くなることが示されています。(文献1) BMIとは【体重(㎏)】÷【身長(m)×身長(m)】で計算される体格指数です。 日本肥満学会の基準では25以上を肥満と定義しています。(文献2) 姿勢バランスが崩れる 肥満による内臓脂肪の蓄積は重心を前方へと移動させ、バランスを保つために姿勢が変化します。いわゆる「反り腰」です。 反り腰は姿勢バランスが崩れた状態であり、腰椎や椎間板への圧迫を強め、慢性的な腰痛を引き起こす要因となります。 以下の記事で、自分が反り腰かどうかを確認する方法を紹介していますので、あわせてご覧ください。 体内環境が悪化する 肥満状態では、脂肪細胞が肥大化します。肥大した脂肪細胞からは、TNF-αやレジスチンなどの物質が分泌されます。これらは、炎症促進性サイトカインと呼ばれるものです。(文献3) これらの物質により生じた炎症が、腰椎周辺の神経や組織の感受性を高めます。その結果、通常よりも痛みを感じやすくなるのです。 肥満により悪化しやすい腰痛 肥満の影響で悪化しやすい腰痛は、主に以下の3種類です。 腰椎椎間板ヘルニア 腰部脊柱管狭窄症 変形性腰椎症 腰椎椎間板ヘルニア 椎間板ヘルニアとは、椎骨(背骨)と椎骨の間に存在している椎間板の内容物が外に飛び出してしまう疾患です。外に飛び出したゼリー状の内容物が神経を圧迫したり刺激したりするために痛みが生じます。 椎間板ヘルニアの80%は腰に発生します。いわゆる、腰椎椎間板ヘルニアです。(文献4) 腰椎椎間板ヘルニアの主な症状を以下に示しました。 腰痛 臀部痛 下肢のしびれや脱力 腰椎椎間板ヘルニアの原因は、肥満のほか、悪い姿勢での作業や重いものを持ち上げる動作などです。 腰部脊柱管狭窄症 腰部脊柱管狭窄症とは、腰の神経の通り道である脊柱管が狭くなり、腰から脚に伸びている神経が圧迫される疾患です。主な症状を以下に示しました。 腰痛 下肢のしびれや筋力低下 間欠性跛行(かんけつせいはこう) 間欠性跛行とは、腰痛のために長時間歩けず「歩いては休む」を繰り返すものです。 腰痛は歩いているときに限らず、立っているだけでも生じます。逆に、背中を曲げたり座ったりすると腰痛が軽減します。 馬尾神経が圧迫されるタイプでは、排尿障害や便通異常といった膀胱直腸障害が現れる場合があり、症状によっては早期の治療判断が必要になります。 変形性腰椎症 変形性腰椎症は、肥満による整形外科疾患の1つです。過度な体重を長期間にわたり支え続けることで、腰痛や腰の動かしにくさなどが生じます。 BMIが1増えるごとに、変形性腰椎症発症のリスクが1.1倍程度増えるとの研究データもあります。(文献5) 肥満に関係する原因もしくは関連する健康障害の1つが変形性脊椎症であり、変形性腰椎症は変形性脊椎症の一部です。 以下の記事では、変形性腰椎症の方がやってはいけないことについて詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。 腰痛の方に適した肥満解消法 腰痛の方に適した肥満解消法として、この章では3種類紹介します。 食事管理 寝たままできるストレッチ 水中運動 食事管理 肥満解消のためには、体格に適したエネルギー摂取量が求められます。しかし、急激な減量はタンパク質やビタミン、ミネラルなど身体に必要な栄養素まで不足するリスクがあります。 主食と主菜、副菜をバランス良く食べましょう。肥満に伴う慢性的炎症を抑制するためにも、野菜や果物に含まれる抗酸化物質を豊富に含む食材を取り入れることが必要です。主な食材は、にんじんやトマト、パプリカ、ブロッコリーなどです。 間食は、曜日や時間を決めて食べましょう。 寝たままできるストレッチ 肥満の方の場合、立った姿勢および座った姿勢でのストレッチは腰に負担をかけてしまい、かえって逆効果です。 そこでおすすめなのが、寝たままできるストレッチです。腰への負担を最小限に抑えながら筋肉を活性化させるため、腰椎の安定性が高まります。 寝たままできるストレッチの代表例は、両膝抱えストレッチやドローインなどです。 以下の記事でも、寝たままできるストレッチを紹介していますので、あわせてご覧ください。 【関連記事】 腰痛ストレッチで即効ケア|座ったまま・立ったまま・寝ながらでできる方法を紹介 【医師監修】ぎっくり腰向けのストレッチ6選!適切な開始時期と具体的な方法も解説 水中運動 水中運動は、水温や浮力、水圧、抵抗などの水の特性を利用した運動です。水中ウォーキングやアクアビクスなどが挙げられます。具体的な効果を以下に示しました。 筋肉の緊張が緩和される 体力や筋力の向上が期待できる 全身をバランスよく鍛えられる 初めて水中運動を行う場合は、医師による健康チェックを受けることをおすすめします。事故防止のため、専門家の指導を受けつつ実施しましょう。 体調が悪いときは運動を中止してください。 肥満による腰痛の治療法 肥満による腰痛の治療法としては、主に以下の4つがあげられます。 痛みを和らげる治療 肥満に対する治療 手術療法 再生医療 痛みを和らげる治療 痛みを和らげる主な治療法は、消炎鎮痛剤およびブロック注射です。 消炎鎮痛剤 急性腰痛や、慢性腰痛の悪化による強い痛みがある場合は、湿布や内服薬などの消炎鎮痛剤で痛みを和らげる選択肢があります。 消炎鎮痛剤の主な役割は、体内で炎症を引き起こす物質の生成を抑えることです。 主な消炎鎮痛剤としてはNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)やアセトアミノフェンなどがあげられます。 消炎鎮痛剤については、以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。 ブロック注射 ブロック注射は、神経やその周りに局所麻酔薬やステロイドなどを注射して、痛みを一時的に遮断する方法です。ただし、すべての慢性腰痛に効果があるとは限りません。 一定回数施行しても腰痛の改善が見られない場合は、別の治療法への切り替えが検討されます。 肥満に対する治療 肥満に対する主な治療は、栄養指導と運動指導です。 栄養指導 医療機関での栄養指導は、腰痛の程度や肥満の状況(身長・体重・BMI)、基礎代謝量などに基づいたものです。 医師や管理栄養士により設定された1日のエネルギー摂取量や目標体重に基づき、個別の食事計画が作成されます。 自己流のダイエットで陥りがちな栄養の偏りやリバウンドを防ぐため、管理栄養士が生活環境に合わせ栄養指導を実施します。 運動指導 運動指導では、医師や理学療法士が腰痛および肥満の状況を評価した上で、腰に負担をかけない運動プログラムを設定します。 肥満がある方の場合、いきなり激しい運動をすると腰痛を悪化させるリスクがあります。そのため、インナーマッスルの強化や姿勢矯正を中心とした、その方に合った効果的な運動を指導します。 手術療法 痛みを和らげる治療や肥満に対する治療でも腰痛が改善されない、歩行障害や排尿障害などがあるときは、手術療法が選択肢に加わります。 主な手術方法は、全内視鏡下脊椎手術や脊椎固定術、リゾトミーなどです。 以下の記事で腰痛の手術について詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。 再生医療 手術を避けたい場合や、さまざまな事情で手術が困難な場合は、再生医療も選択肢としてあげられます。 再生医療とは、ヒトが持っている「再生する力」を用いた治療です。体内でさまざまな役割を果たせる「幹細胞」の修復力を活かしています。 当院では、患者様の腹部の脂肪から採取した幹細胞による「自己脂肪由来幹細胞治療」を実施しています。当院の腰痛治療では、培養した幹細胞を脊髄腔内へダイレクトに注射する方法が一般的です。 腰痛と肥満の関係を理解した上で適切な治療を受けよう 腰痛と肥満は深い関係にあり、肥満を放置すると腰痛悪化のリスクも高まります。 肥満解消と腰痛治療で共通しているのは、食事管理および運動です。自分自身で食事管理や運動を続けても、腰痛および肥満が改善されない場合は、医療機関での指導が必要になってきます。 腰痛治療としては、消炎鎮痛剤やブロック注射を用いた痛みの緩和や手術療法、再生医療などがあります。肥満を含めた身体状況を加味して、自分に合った腰痛治療を受けましょう。 当院リペアセルクリニックでは、公式LINEによる簡易オンライン診断や再生医療の情報提供を行っています。 腰痛や肥満について相談したい方や、医療機関受診についてお悩みの方は、お気軽にご登録ください。 腰痛と肥満に関するよくある質問 痩せたら腰痛は治りますか 痩せることで腰痛が治るケースも報告されています。主な理由としては、以下の3点があげられます。 体重減少により腰への負担が軽減される 反り腰が改善される 肥大した脂肪細胞から分泌される炎症促進物質が減少する しかし、ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患が原因の腰痛では、痩せるだけで治ることは難しい状況です。 肥満が解消されても腰痛が続く場合は整形外科を受診し、原因を明らかにした上で、適切な治療を受けましょう。 腰痛解消ストレッチで簡単なものはありますか 本記事で紹介した両膝抱えストレッチやドローインは、比較的簡単で腰に負担がかからないものです。 それ以外には、太ももの筋肉を伸ばすストレッチがあります。やり方を以下に示しました。 仰向けに寝た状態で、片側の股関節と膝を90度に曲げる 両手で膝裏を支えたまま、膝の曲げ伸ばしを数回繰り返す 痛みのない範囲で、足先を天井に向けるように膝をゆっくり伸ばす 参考文献 (文献1) BMIが4年間で5%増加すると、6年後の腰痛リスクが約10%高くなり、その影響は、握力が弱い人に著明|山形大学医学部 (文献2) あなたの肥満、治療が必要な「肥満症」かも!?|一般社団法人日本肥満学会 (文献3) 肥満と炎症|オレオサイエンス (文献4) 椎間板ヘルニア|MSDマニュアル家庭版 (文献5) 肥満症に伴う各々の健康障害の発症・進展とBMIの関係と減量による改善効果|一般社団法人日本肥満学会
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