専門医が語る、選ばれる再生医療
の安全性と秘密
【再生医療】治療の新たな選択肢に!
低リスクで元の元気な体に戻る治療法をプロがお話します!
なぜ!?当院が選ばれるのか??
そこには幹細胞の強さに秘密があった!!
独自の培養技術について詳しく解説を行います。
症例紹介
東京・大阪・札幌の3院で、変形性関節症、脳卒中後遺症、脊髄損傷など、さまざまな疾患で改善を実感された症例をご紹介します。
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- 脳神経・脊髄の症例
- 頚椎・腰椎ヘルニア・狭窄症・脊髄損傷・脊髄梗塞などの症例
- 幹細胞治療の症例
趣味のDIYや山登りを再び楽しめるようになった60代男性の頚髄損傷の幹細胞治療 「1日のほとんどをベッドの上で過ごしていた」――6年前の交通事故で頚髄損傷を負った60代男性の患者様です。手術とリハビリを経て1本杖で辛うじて歩ける状態にはなったものの、首から下のしびれと痛みが残り、思うように動けない日々が続いていました。"リペア幹細胞"を脊髄くも膜下腔へ直接投与した結果、1回目の投与後1ヶ月で全身のしびれと痛みが3割軽減し、歩行が安定。投与を重ねるなかでDIYや山の坂道歩きを再び楽しめるまでに回復されました。 治療前の状態 6年前の交通事故で頸椎レベルの脊髄損傷を受傷 事故後すぐに頚髄の圧迫を取る手術と、不安定になった頸椎の固定術を受けた リハビリで1本杖で辛うじて歩ける程度にはなったが、1日のほとんどをベッドの上で過ごしていた 首から下、特に首から背中・腰全体・右下肢のしびれと痛みが強く残存 患者様は6年前、交通事故によって頸椎レベルでの脊髄損傷を受傷されました。事故後すぐに頚髄の圧迫を取り除く手術と、骨折で不安定になった頸椎の固定術が行われています。その後のリハビリで1本杖で辛うじて歩ける程度にはなりましたが、体幹の不安定感や、首から下のしびれと痛みが残りました。特に首から背中、腰全体、右下肢の症状が強く、1日のほとんどをベッドの上で過ごす生活が続いていたそうです。少しでも症状を和らげたいと再生医療を頼って受診されました。 脊髄損傷による後遺症は、保険診療では一度回復が止まると、それ以上の改善を促す治療法がほとんどありません。損傷した神経の回復は通常数年で止まり、手足の運動麻痺や知覚麻痺、自律神経障害などが後遺症として残ってしまいます。近年、幹細胞を用いた再生医療によって脊髄損傷の後遺症が回復した例が数多く報告されており、当院では国内でいち早く脊髄損傷の後遺症への幹細胞治療に取り組んできました。これまでに治療を受けられた患者様は数百人にのぼります。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 MRI所見 脊柱管の狭窄は手術で取り除かれていましたが、第4頸椎レベルで頚髄の強いダメージを認めました。 <治療内容>脊髄腔内に2500万個の"リペア幹細胞"を計4回投与 脊髄くも膜下腔へのダイレクト注射で2500万個の"リペア幹細胞"を計4回にわたり投与(合計1億個)しました。点滴による静脈投与では幹細胞が全身に行き渡るため、損傷した脊髄に届く幹細胞の数は少なくなります。脊髄くも膜下腔への直接投与は、損傷した神経細胞へより多くの幹細胞を届けるための方法です。投与された幹細胞は還流する髄液に乗って損傷した神経にたどり着きます。国からの正式な認可を受けて脊髄くも膜下腔への幹細胞の直接投与を行える施設は国内でも限られています。 治療後の変化 1回目の投与後1ヶ月で全身のしびれと痛みが3割軽減 体幹に力が入って歩行が安定し、腕も上がるようになった 固まっていた筋肉が緩み、以前は転倒していたしゃがむ動作ができるようになった 近くの山の坂道を月に2〜3回登れるまでに回復 1回目の投与後1ヶ月で、全身のしびれと痛みが3割軽減し、体幹に力が入って歩行が安定しました。楽に買い物に行けるようになり、腕も上がるようになっています。2回目の投与後には「生活が本当に楽になって、DIYをはじめました」と喜びの声をいただきました。3回目の投与後には「ガチガチに固まっていた筋肉が緩んで楽になりました」とおっしゃっています。以前はしゃがむと転倒していたのが、しゃがめるようになり、近くの山の坂道を月に2〜3回登れるまでに回復されました。「もう少し改善したら温泉旅行に行きたい」と、前向きな目標も語っていただいています。 6年前の事故による後遺症に対しても、幹細胞の投与によって止まっていた神経の回復が再び動き始めました。脊髄損傷の後遺症で改善を諦めていた方は、ぜひ当院へカウンセリングにお越しください。
2026.06.27 -
- ひざ関節の症例
- 関節の症例
- 幹細胞治療の症例
マラソン復帰へ前進した50代男性の変形性膝関節症の再生治療 「このままマラソンを続けたら人工関節になる」と告げられた50代男性の患者様。数年にわたり悪化し続けた両膝の痛みが、10段階中6から2まで大幅に軽減し、大好きなマラソンを少しずつ再開されています。手術を避けて大切な趣味を続けたいという願いに、再生医療が応える症例となりました。 治療前の状態 数年前からマラソンによる負担で両膝に痛みが出現 近医で両膝の初期の変形性膝関節症と診断される ヒアルロン酸注射や内服による保存療法を続けるも、痛みが悪化しマラソンができない状態に 主治医から「このままマラソンを続ければ人工関節が必要になる」と告げられ、強い不安を抱えていた 数年前から両膝の関節痛に悩まされてきた50代男性の患者様。趣味のマラソンによる膝への負担が引き金となり、近医で両膝の初期の変形性膝関節症と診断されました。ヒアルロン酸注射や内服薬による保存的治療を続けてこられましたが、最近は痛みが悪化し、大好きなマラソンを走ることができなくなっていました。 主治医からは「このままマラソンを続けて膝に負担をかけると、人工関節をしないといけなくなる」と告げられましたが、まだまだマラソンの引退は考えられないというお気持ちから、手術以外の選択肢として再生医療を頼って当院を受診されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 レントゲン所見 レントゲンにて関節の狭小化を認めます。 <治療内容>両膝に"リペア幹細胞"1億個ずつを複数回投与 両膝に1億個ずつの"リペア幹細胞"を複数回にわたり投与しました。手術や入院の必要はなく、日常生活を続けながら治療を進めることができました。 治療後の変化 初回投与から半年後に痛みの大幅な軽減を実感 右膝は10段階中6から2へ、左膝は2から0へ軽減 「投与するたびに痛みが軽減していきました」と実感を話される 少しずつマラソンを再開できるまでに回復 初回投与から半年後には、右膝の痛みが10段階中6から2へ、左膝は2から0へと大幅に軽減しました。患者様からは「投与するたびに痛みが軽減していきました。少しずつマラソンも再開しています」と喜びのお声をいただいています。 「人工関節になるかもしれない」という不安を抱えて来院された患者様が、手術を避けて大切なマラソンを継続できる未来を取り戻されました。組織の再生・修復を促したことで、このような改善が実現しました。"リペア幹細胞"は投与後1年間にわたって効果を発揮し続けるため、さらなる改善も期待できます。
2026.06.25 -
- 関節の症例
- 肩関節の症例
- 幹細胞治療の症例
手術回避で肩の動きを取り戻した50代男性の左肩腱板再生治療 「手術以外で左肩の治療を受けたい」との強い希望を持って当院を受診された50代男性の患者様。1年ほど前から続く左肩の激しい痛みに加え、拘縮も合併し、日常動作が大きく制限されていました。10段階中10だった痛みが、"リペア幹細胞"による治療を経て、半年後には10段階中2まで改善。手術を回避しながら、肩の動きと暮らしを取り戻されました。 治療前の状態 1年ほど前から左肩に強い痛みが出現 MRI検査の結果、腱板部分断裂と診断 痛みで肩を動かせず、拘縮も合併 手術以外の治療法を求めて当院を受診 1年ほど前から左肩に強い痛みを感じ始めた患者様。整形外科を受診し、MRI検査の結果、腱板部分断裂と診断されました。痛みのため肩をほとんど動かせない日々が続き、やがて肩関節の拘縮も合併。日常生活の動作にも大きな制限が生じていました。 腱板の損傷に対しては、関節鏡による腱板縫合術が一般的な治療です。ですが、術後は数週間の装具固定と数ヶ月のリハビリ、入院も必要となり、再断裂のリスクも残ります。患者様は「手術は避けたい」と強く希望されていました。そこで当院では、拘縮を解除するマニピュレーションと、"リペア幹細胞"による再生医療を併用する治療をご提案しました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 MRI所見 MRIにて腱板損傷を認めます。 <治療内容>左肩に2500万個の"リペア幹細胞"を計3回投与(マニピュレーション併用) 左肩に2500万個の"リペア幹細胞"を計3回にわたり投与しました。投与に先立ち拘縮を解除するためのマニピュレーションを実施し、手術や入院を伴わずに早期からリハビリを開始することができました。 治療後の変化 初回投与の1ヶ月後には痛みが10段階中10から3まで大幅に軽減 最終投与から半年後には10段階中2まで安定して改善 拘縮の再発もなく、肩を動かせる範囲が広がった 手術を回避しながら肩の機能と日常を取り戻すことができた 治療前は10段階中10という激しい痛みを感じておられた患者様。マニピュレーションと"リペア幹細胞"投与の併用により、初回投与から1ヶ月後には痛みが10段階中3まで大きく軽減しました。最終投与から半年が経過した時点でも10段階中2で安定しており、肩の可動範囲も広がっています。 治療前は手術以外に選択肢がないと感じておられましたが、マニピュレーションと"リペア幹細胞"投与の併用により、手術や入院を経ずに痛みと拘縮の改善を実現できました。ご希望に沿った形で、肩の動きと日常を取り戻していただけた症例です。
2026.06.23 -
- 脳卒中の症例
- 脳神経・脊髄の症例
- 幹細胞治療の症例
仕事復帰からさらなる回復を目指す50代男性の小脳出血後遺症の再生治療 「階段は手すりを使わないと怖い」「フォークとナイフを使うことは難しい」—小脳出血の後遺症と闘う50代の男性。発症後に3回の手術を経てリハビリに取り組み仕事復帰を果たしましたが、歩行時のふらつきやバランスの不安定さ、左手の巧緻性低下など複合的な後遺症が残っていました。"リペア幹細胞"を計3回投与した結果、歩行の安定性や片脚立位の保持、上肢運動時の体幹のふらつきなどに客観的な改善が確認されています。 治療前の状態 小脳出血を発症し、同月に3回の手術を受けた リハビリ入院を経て自宅退院、仕事(営業職)にも復帰 歩行時のふらつき、左足底の接地感の弱さ、階段は手すりなしで困難 左手の力の調節が困難、フォーク・ナイフの使用ができない状態 小脳出血を発症し、同月に3回の手術を受けた患者様。リハビリ入院を経て自宅に退院し、セルフリハビリや鍼灸治療を続けながら営業職への復帰を果たしました。しかし歩行時のふらつきやバランスの不安定さ、左手の巧緻性の低下など、複合的な後遺症が残っていました。 MRI検査では小脳背側に出血の痕跡が確認され、大脳にも複数の小さな梗塞の跡が認められました。仕事への本格復帰やさらなる日常生活の改善を目指し、再生医療による治療を開始しました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 MRI所見 MRIにて小脳の出血を認めます <治療内容>2億個の"リペア幹細胞"を点滴にて計3回投与 1回あたり2億個の"リペア幹細胞"を点滴にて計3回投与しました。手術や入院の必要はなく、身体への負担を最小限に抑えながら治療を進めることができました。 治療後の変化 歩行時の方向転換が安定し、立位姿勢の偏りが軽減 片脚立位の保持時間が延長、後方への偏りも軽減 上肢運動時の体幹のふらつきが軽減 動画による客観的評価で複数の項目に改善を確認 3回目投与の時点で、治療前の動画と比較した客観的評価において歩行の方向転換の安定化、片脚立位の保持時間の延長、上肢運動時の体幹のふらつきの軽減など、複数の項目で改善が確認されました。患者様ご本人にも動画で変化をご確認いただいています。 発症から約1年後の治療開始であり、自然回復がある程度落ち着いた状態からの改善は大きな意味を持ちます。"リペア幹細胞"は投与後1年間にわたって効果を発揮し続けるため、さらなる改善も期待できます。営業職としての本格復帰に向けて、着実に前進しています。
2026.06.21
自分の細胞を活用し、
蘇らせる「再生医療」とは?
薬での治療は限界ではないだろうか。本当に手術は必要だろうか。
そんな思いで悩んだり、あきらめたりしていませんか?
ケガをしても傷跡が少しずつ薄くなる・・
当たり前のようですが、あなた自身の細胞には、弱ったところ、傷ついたところを修復するチカラがあります。
その細胞のチカラを最大限に引き出して治療を行うことを「再生医療」と呼び、おすすめしています。
リペアセルクリニックの特長
当クリニックは、疾患・免疫・美容という分野すべてを、自己細胞を用いた最先端の医療で行うことができる国内でも珍しい部類の医療機関です。
CPC(細胞培養加工施設)の高い技術により、冷凍しない方法で幹細胞を投与できるので高い生存率を実現。
ご自身の細胞や血液を利用するため、アレルギーや拒絶反応といった副作用の心配が少ないおすすめの治療方法です。
- 2億個の細胞を
投与可能※但し適応による - 高い
安全性 - 入院不要
日帰り - 身体への
負担が少ない - 高い技術力を
もったCPC
Dr.サカモトの再生医療チャンネル
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【特発性大腿骨頭壊死症(変形性股関節) 再生医療】幹細胞治療により、手術を受けずに日常生活を取り戻されました!!治療後3年が経過された患者様の診察風景です。
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【特発性大腿骨頭壊死症(変形性股関節症)再生医療】手術しかないと言われたが、手術をすることなく過ごすことができ、お喜びいただきました!幹細胞治療により痛みがなくなり、日常生活も過ごしやすくなった。
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【脊髄損傷(頚髄) 再生医療】脊髄腔内ダイレクト注射療法を希望されてリペアセルクリニックをお選びいただきました。その効果を実感いただきました!!
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【脳梗塞 再生医療】幹細胞治療により、色々なことを行えるようになった!!車の運転が可能になり、滑舌もスムーズになられました。
LICENSE厚生労働省届出済医療機関
第二種・第三種再生医療等提供計画 届出済
リペアセルクリニックは、第二種・第三種再生医療提供計画を厚生労働省に届出し、受理されました。
各治療について、厚生労働省より再生医療等提供計画番号を取得しています。
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「自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害の治療」
第二種 計画番号
PB3210037 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた糖尿病の治療」
第二種 計画番号
PB3210031 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた肝障害の治療」
第二種 計画番号
PB3210034 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた変形性関節症の治療」
第二種 計画番号
PB3210032 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた顔面萎縮症・皮膚再生治療」
第二種 計画番号
PB3210033 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた脊髄損傷の治療」
第二種 計画番号
PB3210036 -

「自己脂肪由来幹細胞を用いた慢性疼痛の治療」
第二種 計画番号
PB3210035 -

「多血小板血漿を用いた変形性関節症の治療」
第二種 計画番号
PB3210055 -

「多血小板血漿を用いた筋腱炎・靭帯炎の治療」
第三種 計画番号
PC3210076 -

「多血小板血漿を用いた皮膚再生治療」
第三種 計画番号
PC3210074 -

「活性化NK細胞を用いた悪性腫瘍の予防の治療」
第二種 計画番号
PC3230218 -

「自己脂肪由来幹細胞+前骨芽細胞分化誘導上清液を用いた変形性関節症の治療」
第二種 計画番号
PB3230177




















当クリニックでは、国内では数少ない自己の幹細胞を用いた「変形性関節症」「脳卒中」「糖尿病」「肝障害」「肌の再生」などの最先端の再生医療および、PRP(多血小板血漿)療法を、再生医療安全確保法のもと、自由診療にて提供しています。再生医療とは、厚生労働省によって受理されることで行うことのできる治療となります。
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トピックス
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- 内科疾患
- 内科疾患、その他
「痛風と偽痛風の症状に違いはある?」 「予防方法や日常生活の注意点の違いはある?」 偽痛風は、膝などの大きな関節にピロリン酸カルシウム結晶が沈着して炎症を起こす病気です。生活習慣などが原因になることはほとんどありません。痛風は足の親指の付け根などに尿酸塩結晶が沈着して炎症を起こす病気で、生活習慣が原因になることが多いです。 本記事では、偽痛風と痛風の病態・診断法・治療法・予防法について解説します。見分け方のポイントも解説しているため、自分が偽痛風と痛風のどちらであるのかを判断したい方も参考にしてください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。膝などの関節の痛みが気になる方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 偽痛風と痛風の病態の違い【一覧表で比較】 偽痛風と痛風の病態の違いをまとめると以下のようになります。 項目 偽痛風 痛風 原因物質 ピロリン酸カルシウム 尿酸 メカニズム 原因物質が関節で結晶化して関節内に流出して炎症を起こす 発症原因 加齢や副甲状腺機能亢進症、低マグネシウム血症、利尿薬の投与、遺伝子疾患など 腎機能の低下や食生活の乱れ、過度な飲酒、運動不足、水分不足など 発作の前兆 ほとんどなし チクチクした感覚やしびれ、こわばり 発作の症状 突然の激しい関節の痛みや腫れ、赤み 合併症 慢性的な関節の痛みや動かしにくさ 腎障害や腎結石、尿管結石 それぞれの違いについて詳しく解説します。 発症のメカニズムの違い 偽痛風と痛風は、関節内で炎症が起きるという点は似ていますが、炎症を引き起こす物質が異なります。 偽痛風は、ピロリン酸カルシウムが関節や周囲組織に沈着して、炎症を引き起こす病気の総称です。 一方、痛風は高尿酸血症(血液中の尿酸値が高い状態)が続き、関節内で尿酸塩結晶ができ炎症を引き起こす病気です。これらの結晶が関節内に流出した際に、体を守る免疫細胞(白血球)が異物と判断し攻撃をしてしまい炎症が起きます。この炎症が強い痛みを伴う発作の原因です。 【関連記事】 【医師監修】痛風とは|症状・原因・治療法・予防まで分かりやすく解説 【医師監修】偽痛風とは|症状・原因・再発予防について詳しく解説 原因の違い 偽痛風と痛風では原因物質が沈着する理由もそれぞれ異なります。 沈着する理由 偽痛風 痛風 基礎疾患 副甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症、低マグネシウム血症、鉄過剰症、遺伝子の病気 腎機能障害 生活習慣 ほとんど関係ない プリン体の過剰摂取や過度な飲酒、運動不足、水分不足 その他 加齢や利尿薬の投与、外傷、手術 利尿薬の投与や遺伝的な要因 ピロリン酸カルシウムが沈着する原因は、不明な点が多いのが現状です。一方、痛風は生活習慣の乱れが強く関係しています。 発作の前兆の違い 偽痛風は前兆がなく、突然関節の周囲が赤く腫れて発作を起こす特徴があります。 痛風では、発作前に以下のような前兆を関節に感じることがあります。 モヤモヤ・ピクピク・チクチクした感覚 しびれ こわばり これらの前兆を感じた際に頓服薬を服用すると、発作を抑えられることがあります。 発作の症状の違い 偽痛風と痛風の発作の症状は似ています。偽痛風は前兆が現れずに突然発症し、関節またはその周囲が赤く腫れて激しい痛みを伴います。急性発作は数日で落ち着くことが多いです。数週間から数カ月続く場合もあります。(文献1) 一方、痛風は、夜間や早朝に突然激しい痛みと関節の腫れで始まることが多いです。発作が起きた部位は熱を持ち赤くなり関節は非常に敏感になります。24時間以内に症状はピークに達し、10日ほどで自然に軽快します。(文献2) 好発部位の違いは以下のとおりです。 好発部位 偽痛風 膝・肩・足・手首・肘・指・首の関節 痛風 足の親指の付け根や足・膝・肩・手の関節 痛風は多くの場合、足の親指の付け根に発作が起きます。偽痛風の主な好発部位は膝で、大きな関節に起こる特徴があります。偽痛風と痛風はどちらも発作を繰り返す特徴があるため、適切な治療を受けることが重要です。 放置することによる合併症の違い 偽痛風を放置すると、慢性的な関節の痛みや動かしにくさが続く状態になることがあります。また、14例の偽痛風患者のうち、10例に変形性関節症の合併が認められたとの報告もあります。(文献3)変形性関節症は自然治癒が難しいため、早めに適切な治療を受けることが大切です。 痛風においては、発作を繰り返すうちに病状が悪化し、以下のような合併症が起きるリスクが高まります。 合併症 詳細 腎障害 腎臓の中に尿酸塩結晶が沈着して腎臓の機能が低下する障害 腎結石 腎臓の中で石ができる病気 尿管結石 腎臓でできた石が尿の通り道である尿管に移動し、激しい痛みを起こす病気 これらの合併症を防ぐためにも、早めに治療を受ける必要があります。 偽痛風と痛風の見分け方 偽痛風と痛風を見分けるには、複数の要素を組み合わせて判断する必要があります。 偽痛風と痛風の見分け方のポイントをまとめると以下のとおりです。 偽痛風 痛風 発作の現れ方 突然現れることが多い 夜間や早朝に突然現れることが多い 発症部位 膝関節が多い 足の親指の付け根が多い 好発年齢 高齢者に多い 中高年に多い 男女差 やや女性に多い 男性に多い 前兆 ほとんど見られない あり 血液検査 異常が出ないことが多い 尿酸値が7.0mg/dL以上 生活習慣 ほとんど関係ない 食生活や飲酒の関連が多い (文献2) どちらも発作を繰り返す病気です。疑わしい症状が現れた際は、早めに受診を検討しましょう。 偽痛風と痛風の診断・治療法の違い 偽痛風と痛風の診断に用いる検査内容と治療の方向性は異なります。ここでは、診断方法と治療方法の違いについて詳しく解説します。 診断方法の違い 痛風または偽痛風が疑われる場合は、以下のような検査を行います。 検査内容 偽痛風 痛風 レントゲン検査 関節軟骨の石灰化を確認 痛風以外の所見の確認 関節液検査 ピロリン酸カルシウム結晶を確認 尿酸塩結晶を確認 血液検査 尿酸値や抗CCP抗体(リウマチ特有の物質)などの状態を確認 エコー検査やMRI検査などが行われることもあります。関節の炎症を起こす病気は偽痛風と痛風だけではありません。関節リウマチや化膿性関節炎などと区別するために、複数の検査を組み合わせて鑑別診断が行われます。 治療方法の違い 偽痛風には、現時点では根本的な治療方法がなく、発作が落ち着くまでの対症療法が中心です。痛みや炎症を抑える非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)の服用や患部の冷却で対処します。原因と考えられる基礎疾患の治療も重要です。 炎症が強い場合は、副腎皮質ステロイド注射も有効とされています。変形性関節症が合併しており、歩行障害が進行している場合は、手術を検討しなければなりません。 痛風は、薬物療法と生活習慣の改善が中心です。非ステロイド系抗炎症薬に加えて、尿酸値を下げる薬を服用する必要があります。生活面において、プリン体を多く含む食品やアルコール飲料を避けて、適度な有酸素運動を取り入れていきます。 偽痛風と痛風発作の予防法の違い 偽痛風と痛風発作の予防法には大きな違いがあります。偽痛風は現時点では発作の予防方法が確立されていません。手術や外傷が発作のきっかけとなることがあるため、転倒などへの注意は重要です。 痛風は、食生活の乱れや運動不足、過度な飲酒、肥満などの改善が重要です。尿酸の排泄量を増やすために、1日2L程度の水分摂取も有効とされています。(文献2)定期的に健康診断を受けて、体の状態を確認することも大切です。 また、痛風の前兆を感じたときにすぐコルヒチン(発作を抑える薬)を服用することで、発作を予防できる可能性があります。服用方法に関しては医師に確認してください。 【関連記事】 痛風予防の対策8選|生活習慣を見直して尿酸値を下げよう 痛風は歩くと悪化する?それとも治る?症状を緩和させる方法を解説 痛風の食事療法とは?|尿酸値を下げる食材と予防習慣を紹介【医師監修】 偽痛風と痛風の違いを理解して適切な治療につなげよう 偽痛風と痛風はどちらも突然激しい痛みや腫れ、赤みを特徴とする病気です。症状は似ていますが、関節内に沈着する物質や発症原因、好発年齢、発症部位、治療方針などは異なります。 偽痛風はピロリン酸カルシウム結晶の沈着が原因です。高齢者に多く膝などの大きな関節に発症します。根本的な治療方法はなく痛み止めの薬や冷却などの治療で対処します。関連する基礎疾患がある方は適切に治療を受けましょう。 痛風は高尿酸血症を背景に尿酸塩結晶の沈着が原因です。生活習慣の改善や尿酸値を下げる薬の服用が治療の中心です。いずれも、放置すると合併症を引き起こすリスクがあるため早期に治療を始めましょう。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、変形性関節症に対する再生医療の情報を発信しております。膝などの関節の痛みが気になる方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 偽痛風と痛風の違いに関するよくある質問 偽痛風と痛風で痛みに違いはありますか? 痛みの違いに明確な差はないとされ、どちらも激しい痛みを伴います。見分ける目安は、偽痛風は膝などの大きい関節に、痛風は足の親指の付け根に発作が起きやすいです。また、痛風は関節に違和感やこわばりなどの前兆が現れることがあります。 発症・発作のきっかけの違いはありますか? 痛風は暴飲暴食や過度な飲酒、激しい運動、脱水などをきっかけに発作が起きます。偽痛風は手術や外傷、長距離歩行、脱水、なんらかの病気をきっかけに発作が起きます。 参考文献 (文献1) Calcium Pyrophosphate Deposition Disease|National Library of Medicine (文献2) 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン|日本痛風・核酸代謝学会 (文献3) 炎症性疾患に続発した高齢者偽痛風症例の検討|日本老年医学会雑誌
2026.06.27 -
- 関節リウマチ
- 内科疾患
「リウマチは完全に治る病気なのか」と気になっている方もいるのではないでしょうか。関節リウマチは、完治は難しい病気ですが、寛解(かんかい)と呼ばれる症状がほぼない状態を目指すことはできます。 本記事では、リウマチを完治できるかどうかから、寛解の基準、寛解を目指すために大切なこと、治療を受けないリスクなどを解説します。寛解を目指すための治療方法や日常生活で注意すべき点についても紹介するので、参考にしてください。 なお、リウマチに対しては、再生医療も治療選択肢の一つです。リウマチの痛みなどのお悩みを今すぐ解消したい・再生医療に興味がある方は、当院「リペアセルクリニック」の電話相談までお問い合わせください。 リウマチが完治した人はいる?【寛解との違いを解説】 現時点ではリウマチは完治を目指すのは難しい病気です。 リウマチは、本来は体を守るはずの免疫システムが誤って自分の関節を攻撃してしまう病気です。この免疫の異常を根本的に解決する治療方法が現在の医学では確立されていません。 ただし、「完治が難しい」ということは「良くならない」わけではありません。近年の医学の進歩により、症状をほぼゼロに近い状態まで抑える寛解を目指せるようになりました。 完治と寛解の違いをまとめると以下のとおりです。 完治 病気の原因がなくなり元の健康な体に戻った状態 寛解 病気の原因は残っているが治療によって症状がほぼ消えている状態 つまり寛解とは、病気をコントロールできている状態です。薬物療法を続けながら日常生活に支障なく過ごせる状態である寛解を目指すことが、リウマチと付き合う上で大切な考え方です。 リウマチにおける寛解の基準 リウマチの寛解には、以下の3つの基準があります。 種類 定義 臨床的寛解 炎症による症状がほぼない状態 構造的寛解 関節の破壊が進んでいない状態 機能的寛解 日常生活に支障がない状態 まず目指すべきは臨床的寛解です。痛みや腫れ、こわばりなどの症状がほとんど感じられない状態を指します。臨床的寛解の維持が構造的寛解にもつながります。 構造的寛解とは、関節の破壊がこれ以上進行していない状態のことで、レントゲン検査で評価できます。 機能的寛解とは、食事や歩行など通常の日常生活を送れる状態のことです。この3つが満たされている状態を完全寛解と呼びます。 リウマチの寛解を目指すために大切なこと リウマチの寛解を目指すために大切なことは、以下の2つです。 発症早期に治療を始める 適切な治療を継続する それぞれについて解説します。 発症早期に治療を始める リウマチは発症から早い段階で治療を始めることが重要です。発症から2年未満の時期に病状が進行しやすいためです。(文献1) 具体的には、発症から6カ月以内に関節の破壊が始まり、最初の1年間で進行が顕著になるとされています。(文献2)早期から適切な治療を始めなければ、関節および全身の状態の改善につながりにくくなります。 朝の手足のこわばり、関節の腫れや痛み、微熱、だるさなどは、リウマチの典型的な初期症状です。気になる症状が現れている場合は、医療機関を受診しましょう。 【関連記事】 関節リウマチの初期症状|どんな痛みが出る?チェックリストで確認 関節リウマチの診断基準とは|2010年分類基準と検査の流れをわかりやすく解説 適切な治療を継続する リウマチの寛解を目指す上で適切な治療を続けることは欠かせません。 リウマチは、症状が落ち着いているように見えても、体の中で炎症が続いていることがあります。そのため、症状が改善したあとも、再び悪化するのを防ぐために治療を継続する必要があります。 「症状がないから大丈夫」ではなく「症状がないのは継続した治療が効いているから」と認識をもつことが大切です。定期的に通院をして血液検査や画像検査を受け、炎症の状態を医師と確認しながら治療を続けましょう。 リウマチに対する適切な治療を受けないリスク 適切な治療を受けないと以下のようなことが起きるリスクがあります。 治療を受けないリスク 詳細 関節の変形・破壊が進む 炎症が続くことで関節の骨や軟骨が損傷し、元に戻すのが難しくなる 生活の質が低下する 関節の破壊が進むことでいままでのような日常生活が難しくなる 全身の状態が悪化する 肺や心臓、神経などにも炎症がおよび、全身の状態が悪くなる 社会生活に支障をきたす 関節の破壊・変形が進行すると元の社会生活に戻れなくなる可能性がある こうした状況を防ぐためにも、早期から適切な治療を始めることが重要です。 まずは関節リウマチの治療について無料相談! リウマチの寛解を目指すための治療方法 リウマチの寛解を目指すための治療方法として、以下が挙げられます。 基礎療法 薬物療法 手術療法 リハビリテーション 再生医療 それぞれの治療方法について詳しく解説します。 基礎療法 基礎療法とは、リウマチの治療効果を維持して生活の質を高めるための取り組みです。具体的には「病気を正しく理解すること」「日常生活において注意・工夫を取り入れること」が基本となります。 日常生活の注意・工夫の一例として、以下が挙げられます。 注意・工夫 詳細 薬に影響する飲食物・サプリメントに注意する 特定の食品やサプリメントの組み合わせによって、薬の効果や安全性に影響が出ることがあるため医師に確認する 関節への負担を減らす 椅子や便座、ソファーなどの座面を高めに設定して、膝や股関節への負担を軽くする 感染予防を徹底する 一部の抗リウマチ薬は免疫を抑える働きがあるため、手洗い・うがい・マスクの着用などの感染対策をこまめに行う 休息や運動をバランス良く取り入れる 十分な休息と適度な運動を取り入れることで、筋力・体力の維持や気分転換につなげる リハビリテーションを習慣にする 関節は動かさない状態が続くと固まるリスクがあるため、日常生活のなかで無理のない曲げ伸ばしを行う 寛解を目指すためにも、こうした注意や工夫を日々の生活に取り入れましょう。 薬物療法 リウマチの治療は薬物療法が中心です。 主に使用される薬の種類は以下のとおりです。 薬の種類 効果と特徴 抗リウマチ薬(DMARDs) 炎症を抑えて関節の破壊の進行を防ぎ症状を和らげる 生物学的製剤 炎症を引き起こす特定のタンパク質をピンポイントで抑える JAK阻害薬 炎症を引き起こす物質が細胞に作用する際に必要な酵素の働きを抑える 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) 痛みや腫れを抑える 副腎皮質ステロイド 炎症や痛みを強力に和らげる リウマチの薬について詳しく知りたい方は、以下も参考にしてください。 手術療法 薬物療法を続けても症状のコントロールが難しい場合や、関節の変形・破壊が進んでいる場合は、手術も選択肢の一つです。進行したリウマチによって失われた関節の機能を手術で回復できる可能性があります。 注意が必要なのは「ギリギリまで手術をがまんしてはならない」という点です。関節の変形・破壊が進みすぎると、手術をしても得られる効果が限定的になる可能性があります。 寛解を目指すためにも、関節が高度に破壊されていない早期から手術を視野に入れておくことも大切です。 リハビリテーション リウマチのリハビリテーションは、薬物療法と同様に早期から始めることが重要です。 主な目的は以下のとおりです。 痛みや腫れの軽減 筋力や体力の維持・向上 関節や脊椎などへの負担軽減・進行予防 リハビリテーションにはさまざまな種類があり、以下はその一例です。 リウマチ体操 手順 手指の運動 ①椅子に座り両肘を脇に付ける ②手指を大きく開いた状態と閉じた状態をそれぞれ3〜5秒間保持する ③5〜10回を1セットとして行う 膝の屈伸運動 ①椅子に座る ②片膝をゆっくりとしっかり伸ばす ③伸ばした状態を5秒間保持する ④反対の足も同様に行う ⑤それぞれ5〜10回を1セットとして行う リウマチの状態に合わせて、無理のない範囲で行いましょう。 再生医療 リウマチの痛みの治療の一つとして、再生医療があります。自分自身の細胞を患部に投与することで、人間の体が本来持つ自然治癒力を活用する治療方法です。 具体的な治療方法は以下のとおりです。 再生医療の種類 詳細 幹細胞治療 (かんさいぼうちりょう) 組織の修復に関わる働きを持つ「幹細胞」を患部に投与する治療方法 PRP療法 血液中の血小板に含まれる成長因子などが持つ、炎症を抑える働きや組織修復に関与する働きを利用した治療方法 再生医療は、手術以外の治療を希望される方の選択肢の一つとして挙げられます。 当院「リペアセルクリニック」のリウマチの症例について知りたい方は、以下を参考にしてください。 【症例紹介】 関節リウマチ・高濃度PRPで手首の痛みが激減! 関節リウマチで膝関節の痛みが取れない・40代女性 関節リウマチは早期診断・早期治療により寛解を目指そう リウマチは完治するのは難しい病気ですが、寛解は目指せます。寛解を目指すには、発症早期から適切な診断と治療を始めることが大切です。 症状が改善しても自己判断で薬を減らしてはいけません。寛解を維持するには薬物療法を適切に継続する必要があります。 また、「椅子やソファーなどの座面を高めにして関節の負担を減らす」「十分な休息とリハビリテーションを継続する」といったことも重要です。寛解を目指すために、定期的な診察と検査を受けながら適切な治療を続けましょう。 なお、当院「リペアセルクリニック」では、関節リウマチに対する再生医療のご相談を受け付けております。詳しくはお気軽にお問い合わせください。 まずは関節リウマチの治療について無料相談! リウマチの治療に関するよくある質問 リウマチを自分で治すことはできますか? リウマチを自分で治すことは困難です。寛解(症状がほぼない状態)を目指すためには、関節の変形・破壊が進行する前に適切な治療を早期から始めることが重要です。 リウマチを治すための食事はありますか? 栄養バランスの良い食事を心がけましょう。薬の種類によっては葉酸の過剰摂取や、グレープフルーツジュースを避ける必要があるため医師に確認してください。 薬を減量・中止はできますか? 薬を完全にやめることは難しいですが、寛解が安定して続いている場合は減薬を検討できることもあります。 ただし、再び症状が悪化するリスクを高める可能性もあるため、医師と相談しながら慎重に進める必要があります。 体調が悪いときはどうすれば良いですか? リウマチの悪化や薬の副作用、合併症が原因の可能性があります。早めに受診をして原因を確認しましょう。 服用を忘れたときはどうすれば良いですか? 副腎皮質ステロイド以外の薬は、短期間であれば服用の間隔があいても急激に病状が悪化することは少ないとされています。飲み忘れに気づいてすぐに薬を飲むと、次の服用タイミングまでの間隔が通常より短くなる可能性があります。そのため、むやみに追加服用しないよう注意が必要です。 飲み忘れた場合の対応は薬の種類によって異なるため、早めに医師に確認することをおすすめします。 参考文献 (文献1) メディカルスタッフのためのライフステージに応じた関節リウマチ患者支援ガイド|日本リウマチ学会 (文献2) 関節リウマチ|厚生労働省
2026.06.27 -
- 内科疾患
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「偽痛風は食生活が直接的な原因になる?」 「予防する方法はある?」 痛風とは異なり、偽痛風の発症に食事が直接関係することはほとんどありません。ただし、低マグネシウム血症(血液中のマグネシウムが不足した状態)や鉄過剰症(体内に鉄が蓄積しすぎた状態)などの改善により発症・再発のリスクを下げることはできます。 本記事では、偽痛風と食事の関係性や具体的な発症の原因、治療すべき基礎疾患、予防につながる対策を解説します。発症・再発を予防するために本記事を参考にしてください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。膝などの関節の痛みが気になる方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 偽痛風の発症の原因と食事の関係性 偽痛風の原因と食事の関係は、痛風ほど直接的ではありません。 痛風は、血液内の尿酸が増え尿酸塩結晶が関節や周辺組織に沈着して関節炎を引き起こす病気の総称です。尿酸が増える原因は、プリン体が多く含まれる食品の摂りすぎや過度な飲酒などです。 一方、偽痛風は、ピロリン酸カルシウムが関節や周囲組織に沈着して炎症が起きる病気の総称です。このピロリン酸カルシウムが沈着する原因として食事はほとんど関係ありません。 沈着するメカニズムは現在も明確になっておらず、加齢や基礎疾患、遺伝子の病気などが関係していると考えられています。 偽痛風の発症リスクを高める原因 偽痛風の発症リスクを高める原因として、以下が挙げられます。 加齢 基礎疾患 マグネシウム不足 鉄分の過剰摂取 外傷・手術 それぞれの原因について詳しく解説します。 加齢 偽痛風は高齢者に多い病気です。年齢が上がるほど関節にピロリン酸カルシウム結晶がたまりやすくなることがわかっています。 実際に60歳以上の方では、以下の割合で関節の石灰化(ピロリン酸カルシウムなどが沈着している状態)が確認されています。 年齢 石灰化の割合 60歳 7〜10% 65〜75歳 10〜15% 85歳以上 30〜50% (文献1) 一方、55歳以下での石灰化はまれです。この年代で石灰化が見られる場合は、なんらかの病気や遺伝が関係していることが多いです。 基礎疾患 以下のような病気は偽痛風の発症に関連すると考えられています。 基礎疾患 詳細 甲状腺機能低下症 甲状腺ホルモンの分泌が不足する病気 副甲状腺機能亢進症 副甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気 これらの病気はカルシウムなどの代謝を乱すため、ピロリン酸カルシウムの沈着がしやすくなると考えられています。 マグネシウム不足 マグネシウムが不足すると偽痛風の発症リスクが高まると考えられています。ピロリン酸カルシウムの結合前であるピロリン酸の分解が妨げられるためです。 体のマグネシウムが不足する原因として、以下が考えられます。 長期間の下痢 慢性のアルコール中毒 栄養不足 利尿薬の服用 2型糖尿病 低マグネシウム血症の徴候としては、食欲不振や吐き気、嘔吐、だるさなどの症状があります。 鉄分の過剰摂取 鉄過剰症(ヘモクロマトーシス)とは、体内に鉄分が過剰に蓄積した状態のことで、偽痛風の発症に関連すると考えられています。 鉄過剰症の原因として、以下が挙げられます。 遺伝的要因 長期間の輸血 長期間の鉄剤投与(とくに静脈注射) ウイルス性慢性肝炎・肝硬変 アルコール性肝障害 日本において、通常の食生活で鉄分の過剰摂取が生じる可能性は少ないです。 外傷・手術 偽痛風は、外傷や手術をきっかけに炎症が起きて発症することがあります。実際に、偽痛風の患者様50名のうち10名は以下のあとに発作が起きたとの報告があります。(文献2) 軽度の外傷後 人工膝関節全置換術後 関節内注射後 長距離歩行後 偽痛風は治療後などに発症することがしばしばあります。しかし、その機序は不明な点が多いです。 偽痛風リスクを下げる基礎疾患の治療 偽痛風に関連する基礎疾患を持っている場合は、それぞれに対する治療を受けましょう。 主な治療方針は以下のとおりです。 基礎疾患 主な治療方針 甲状腺機能低下症 体内の甲状腺ホルモンを補う薬を服用する 副甲状腺機能亢進症 原則として大きくなった副甲状腺を摘除する手術を行う 鉄過剰症 血液を体の外に排出する処置を行う 偽痛風の予防につなげる対策 偽痛風の予防につなげる対策として以下が挙げられます。 低マグネシウム血症を改善する 水分不足に注意をする 鉄分の過剰摂取に注意する アルコールの飲みすぎに注意する それぞれの対策について詳しく解説します。 【関連記事】 痛風予防の対策8選|生活習慣を見直して尿酸値を下げよう 痛風の食事療法とは?|尿酸値を下げる食材と予防習慣を紹介【医師監修】 低マグネシウム血症を改善する 低マグネシウム血症は偽痛風の発症・再発の原因となる場合があります。低マグネシウム血症は血液検査で確認できるため、偽痛風を繰り返す方や基礎疾患がある方は、医師に相談してみてください。 自己判断でマグネシウムのサプリメントを大量に摂取すると、下痢を引き起こすことがあります。マグネシウムの補充が必要かどうかは医師に相談しましょう。 水分不足に注意をする 脱水が偽痛風の発作のきっかけとなったという症例があります。(文献3)高齢者は、口渇中枢の機能が低下して喉の乾きを感じにくくなります。1日の水分補給の目安は1.2Lほどです。とくに夏場は注意をして、1時間ごとにコップ1杯の水分補給を意識しましょう。 鉄分の過剰摂取に注意する 日本において、通常の食生活で鉄分の過剰摂取が生じる可能性は少ないです。サプリメントや鉄強化食品を不適切に摂取すると過剰摂取になる可能性はあります。 男性 女性 1日の鉄分の最大許容量 50mg(15歳以上) 40mg(15歳以上) 1日に必要な鉄分の量 7.0〜7.5mg(18〜70歳) 6.0〜6.5mg(18〜70歳) (文献4)(文献5) なお、女性は月経の有無によって推奨量が異なります。鉄分のサプリメント等を摂取する場合は、用量・用法を守りましょう。 アルコールの飲みすぎに注意する アルコールが偽痛風に直接関係するわけではありませんが、過度な飲酒は低マグネシウム血症を引き起こす原因になる可能性があります。1日あたりの純アルコール摂取量は、約20g程度とするのが望ましいとされています。(文献6) 1日のアルコール摂取量は以下を目安にしましょう。 アルコール飲料 純アルコール20g相当量 ビール(5%) 中瓶1本(500ml) 日本酒 1合(180ml) ワイン グラス2杯弱(約180ml) チューハイ(7%) 350ml缶1本 ウイスキー・焼酎 シングル2杯(約60ml) 女性は男性よりも少ないのが適量です。 偽痛風の原因を理解して適切な治療を受けよう 偽痛風の原因と食事の関係は、痛風ほど直接的ではありません。甲状腺機能低下症や副甲状腺機能亢進症などの基礎疾患がある方は、適切な治療を受けることが発症・再発の予防につながります。 また、水分不足や過度な飲酒は、偽痛風のリスクを高める可能性があるため注意が必要です。低マグネシウム血症を指摘されている方は、自己判断でサプリメントなどを補給するのではなく、医師に相談しましょう。 偽痛風を発症した方は、変形性関節症も併発している方が多いです。当院「リペアセルクリニック」では、変形性関節症に対する再生医療のご相談を受け付けております。詳しくはお気軽にお問い合わせください。 偽痛風の原因と食事に関するよくある質問 プリン体やアルコールは関係ありますか? 偽痛風の発症は、プリン体やアルコールが直接的な原因ではありません。ただし、過度な飲酒は低マグネシウム血症のリスクを高めるため注意が必要です。 カルシウムは関係ありますか? 甲状腺機能低下症や副甲状腺機能亢進症は、カルシウムの代謝異常を起こし偽痛風のリスクを高めます。また、ビタミンD製剤を服用している患者様が高カルシウム血症を起こし、偽痛風の原因になったとの報告もあります。(文献7) 偽痛風と痛風の違いは何ですか? 偽痛風は、膝などの大きな関節にピロリン酸カルシウム結晶が沈着して炎症を起こす病気です。一方、痛風は、足の親指の付け根などに尿酸塩結晶が沈着して炎症を起こす病気で、食事や飲酒など生活習慣が主な原因です。 参考文献 (文献1) 偽痛風(ピロリン酸カルシウム結晶沈着症;CPPD)の病態と治療|日本痛風・核酸代謝学会 (文献2) Clinical features of pseudogout attack. A survey of 50 cases|National Library of Medicine (文献3) 脱水が誘因となったと思われる crowned dens syndrome 2 例の経験―この疾患を認識しておくことの重要性について―|日本ペインクリニック学会誌 (文献4) (2)微量ミネラル|厚生労働省 (文献5) 鉄の食事摂取基準|厚生労働省 (文献6) アルコール|厚生労働省 (文献7) ビタミンD製剤による二次性偽痛風の 1 例|日本内科学会雑誌
2026.06.27 -
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免疫力が低下すると、風邪を引きやすい、疲れが抜けない、傷の治りが遅いといったサインが現れる場合があります。 小さな不調でも、睡眠不足やストレス、栄養バランスの乱れが重なると、体調を崩しやすくなるため注意が必要です。 本記事では、免疫力低下のサインや原因、セルフチェック、生活習慣の見直し方を解説します。日々の不調が気になっている方は、自分の状態を把握するきっかけとして、ぜひ記事を最後までご覧ください。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、さまざまな病気や後遺症の治療に用いられている再生医療に関する情報の提供と簡易オンライン診断を実施しています。ぜひご登録ください。 免疫力低下のサイン|6つのチェックポイント 免疫力の低下は、血液検査などの数値だけで判断できるものではありません。風邪を引きやすくなった、疲れが抜けない、傷の治りが遅いといった日常の小さな不調が、免疫力低下のサインとして現れることがあります。 ここからは、免疫力低下のサインをチェックする際のポイントを解説します。 風邪を引きやすくなった 以前より風邪を引く回数が増えた、治ったと思ってもすぐ体調を崩す、といった変化は「免疫機能の働きが弱まっているサイン」と考えられます。 免疫は、ウイルスや細菌などの病原体から体を守る仕組みです。睡眠不足やストレス、栄養バランスの乱れが続くと、外から入ってきた病原体に対抗しにくくなり、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。 とくに注意したいのは、風邪が治りきらないうちに次の体調不良が始まるケースや、周囲が誰も風邪をひいていないのに自分だけ感染してしまうケースです。季節の変わり目でもないのに繰り返し体調を崩す場合は、免疫力が低下しているサインである可能性があります。 慢性的に疲れが抜けなくなった 十分に寝たはずなのに朝から体が重い、休みの日に横になっても疲れが残る場合は、免疫力低下のサインである可能性があります。 免疫機能がうまく働きにくい状態になると、体調を整えるのにも負担がかかり、疲労感が長引きやすくなるのです。 休日に丸一日休んでも体の重さが取れない場合や、以前は問題なくこなせていた仕事量や家事で強い疲れを感じるようになった場合は、免疫力が低下しているサインかもしれません。 朝起きるのがつらい、肩や首が重い、集中力が続かないなどの不調が重なる場合は、睡眠や食事、ストレスの影響も考えられます。 傷の治りが遅くなった 小さな切り傷や擦り傷がなかなか治らない、傷口が赤く腫れやすい場合は、免疫機能の働きが弱まっているサインかもしれません。 免疫機能が低下すると、些細な傷でも細菌に対抗しにくくなり、傷口の炎症や感染につながるケースがあります。 ただし、傷の治りにくさは糖尿病や血流の悪さ、栄養不足などが関係することもあります。傷口の腫れや熱感、膿、発熱があるときは、早めに医療機関で相談しましょう。 皮膚トラブルが増えた 肌荒れやにきび、湿疹のような皮膚トラブルが増えたときも、免疫力低下のサインとして現れることがあります。 皮膚は外部の刺激や病原体から体を守る、いわば「外壁」のような役割を持つ部位です。睡眠不足や栄養バランスの乱れ、ストレスが続くと肌のコンディションが崩れやすくなり、赤みやかゆみ、吹き出物などにつながることがあります。 ただし、皮膚症状にはアレルギーや皮膚炎、ホルモンバランスの変化などが関係するケースもあります。 症状が長引く、かゆみが強い、範囲が広がるなどの変化がある場合は、日々の生活習慣とあわせて皮膚の状態も確認しましょう。 胃腸の調子が悪くなった 胃もたれや食欲不振、便秘、下痢などが続く場合も、免疫力低下のサインの可能性があります。腸には、免疫に関わる細胞が多く存在しており、腸内環境の乱れは体調にも影響するのです。 ただし、胃腸の不調は感染性胃腸炎や過敏性腸症候群、消化器系の疾患でも起こります。血便や強い腹痛、発熱、体重減少を伴う場合は、症状の経過を確認することが大切です。 口の中や周辺に炎症が起きやすくなった 口内炎や口角炎、唇まわりの荒れが増えた場合も、免疫力低下のサインかもしれません。 口の中や唇の周辺は、食事や会話、歯みがきなどで刺激を受けやすい部位です。睡眠不足や栄養バランスの乱れ、ストレスが続くと粘膜の状態が崩れやすくなり、口内炎や口角のただれ、唇の炎症につながるおそれがあります。 「いつもの口内炎」と思っていても、短い間隔で繰り返す場合は要注意です。食事がしみる、痛みで噛みにくい、唇の荒れが治まりにくいときは、睡眠や食事の乱れだけでなく、歯や入れ歯による刺激、ウイルス感染なども考えられます。 免疫力が低下する原因 免疫力の低下は睡眠不足や栄養の偏り、ストレスといった生活習慣の乱れが複合的に重なることで起きやすくなります。 さらに加齢や病気・治療の影響が関係するケースもあるため、自分の生活習慣と照らし合わせながら確認してみましょう。 栄養バランスの乱れ 栄養バランスの乱れは、免疫力が低下する原因の一つです。 免疫細胞にはたんぱく質が関わっているほか、ビタミンやミネラルも体の調子を保つ上で欠かせません。 食事量を極端に減らす、麺類や菓子パンだけで済ませる、野菜や肉・魚・卵をほとんど摂らない生活が続くと、体を守る仕組みが働きにくくなります。 忙しい日ほど、食事は簡単に偏りがちです。主食・主菜・副菜を揃えたバランスの良い食事を意識し、栄養が偏らないように注意しましょう。 腸内環境の乱れ 腸内環境の乱れも、免疫力が低下する原因として見逃せません。腸には免疫に関わる細胞が多く集まっており、体を守る働きと深く関係しています。 以下のような食生活や習慣が続くと腸内環境が乱れやすくなるため、見過ごさないようにしましょう。 食事に食物繊維が少ない 脂質の多い食事を摂りがち 睡眠不足やストレスが続いている とくに便秘や下痢、お腹の張りが続く場合は、腸の状態が体調に影響している可能性もあります。 朝食を抜く、夜遅くに食べる、野菜や発酵食品をほとんど摂らない生活が続いている方は、まず食事のリズムとメニューを見直すことから始めてみてください。 睡眠不足や不規則な生活 睡眠不足や不規則な生活が続くと、免疫力の低下につながる場合があるため注意しなければなりません。 睡眠中は体を休めるだけでなく、日中に受けた負担を整える時間でもあります。 以下のような生活パターンが続いていると、自律神経のバランスも乱れやすくなります。 夜更かしが続いている 起床時間が日によって大きく変わる 仕事や家事で休息が後回しになっている 平日の睡眠時間を削り、休日に寝だめをする生活ではなく、就寝・起床時間を決めて規則正しい生活に整えましょう。 運動不足や過度な運動 運動不足は、免疫力低下につながる可能性があります。 体を動かす機会が少ないと、血流や体温の維持に影響し、体調を崩しやすくなるのです。 とはいえ、激しい運動は体力回復に時間がかかり、疲労が蓄積しやすくなります。 通勤時に少し歩く、家事の合間に体を伸ばすなど、体力や生活リズムに合わせて無理なく体を動かすことが大切です。 ストレス ストレスが続く状態も、免疫力が低下する原因の一つです。 強い緊張や不安が長引くと、体内でコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌され続けます。 コルチゾールには免疫細胞の働きを抑制する作用があるため、ストレスが慢性化すると病原体への抵抗力が下がりやすくなるのです。 また、自律神経は体温や血流、睡眠、内臓の働きなどに関わるため、ストレスが積み重なると疲れやすさや胃腸の不調、睡眠の質の低下につながることがあります。仕事や家事、育児で気を張り続けている人ほど、体調の変化に気づきにくい点にも注意が必要です。 忙しいときでも、短時間の休憩や深呼吸、入浴、軽い散歩などによってストレスを発散する時間を確保するようにしましょう。 喫煙や過度な飲酒 喫煙や過度な飲酒は、免疫力の低下につながる生活習慣の一つです。 タバコの煙に含まれる有害物質は、呼吸器や血管など全身に負担をかけます。 肺に存在する免疫細胞「肺胞マクロファージ」が、タバコの有害物質によってダメージを受けると、免疫機能が低下するおそれがあります。 また、過度な飲酒も控えましょう。 お酒を飲みすぎると肝臓に負担がかかり、肝機能の低下を通じて免疫機能にも影響することがあります。 加齢 加齢も、免疫力が低下する原因の一つです。 年齢を重ねると、若い頃と比べて体力や回復力の変化を感じやすくなります。 風邪を引いたあとに長引く、疲れが抜けにくい、傷や肌荒れが治まりにくいといった不調が増える場合は、加齢に伴う体の変化が関係している可能性があるのです。 以前より無理がきかないと感じたときは、生活のペースやリズムを現在の体に合わせる意識を持ちましょう。 病気や治療の影響 病気や治療の影響で、免疫力が下がる場合もあります。 たとえば、体を守る免疫システムが自分の組織を攻撃してしまう「自己免疫疾患」の治療では、過剰な免疫反応や炎症を抑えるために、ステロイド剤や免疫抑制剤などが使われることがあります。 薬の影響で免疫の働きが抑えられ、感染症にかかりやすくなる場合があるのです。 病気の治療中に風邪を繰り返す、発熱しやすい、体調を崩しやすいと感じるときは、服用中の薬や通院中の病気との関係も確認しておきましょう。 自己免疫疾患については、以下の記事でも詳しく解説しています。 免疫力低下のセルフチェック 免疫力が下がっているかどうかは、1つの症状だけでは判断できません。 以下の項目に当てはまるものが多い場合は、食事・睡眠・運動・ストレスの状態を見直すきっかけにしてください。 チェック チェック項目 □ 以前より風邪を引きやすくなった □ 風邪を引くと長引きやすい □ 咳やのどの不調が続きやすい □ 睡眠をとっても疲れが抜けにくい □ 集中力が続きにくくなった □ 口内炎や唇の荒れを繰り返す □ 肌荒れや吹き出物が増えた □ 小さな傷が治りにくい □ 便秘や下痢になりやすい □ お腹の張りや胃もたれを感じやすい □ 手足やお腹の冷えを感じやすい □ 睡眠不足や不規則な生活が続いている □ 食事が偏り、野菜やたんぱく質が不足しがち □ 運動不足を感じている □ ストレスが強く、休んでも気分が晴れにくい 免疫力の低下を防ぐ生活習慣 免疫力の低下を防ぐには、食事・睡眠・運動・ストレスケアをバランスよく整えることが大切です。どれか一つが乱れると他にも影響が出やすいため、日常生活の中で無理なく取り組める方法から始めましょう。 ここでは、今日から実践できる生活習慣を紹介します。 栄養バランスの取れた食事を心がける 免疫力の低下を防ぐには、栄養バランスの取れた食事を意識することが大切です。 体を守る働きには、たんぱく質やビタミン、ミネラルなど複数の栄養素が関わっています。 主食だけで済ませる食事や、菓子類・インスタント食品に偏った食生活が続くと、必要な栄養が不足しがちです。 肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質に、野菜やきのこ、海藻類を組み合わせ、食事全体のバランスを整えましょう。 禁煙・節酒を心がける 禁煙や節酒は、免疫力の低下を防ぐ上で意識したい習慣です。 タバコには有害物質が含まれており、肺が損傷を受けることで免疫機能が低下してしまうおそれがあります。 また、過度な飲酒は厳禁ですが、飲む際はお酒の量だけでなく「純アルコール量」も意識しましょう。 純アルコール量は「摂取量(ml) × アルコール濃度 × 0.8」で算出でき、健康管理や目標設定にも役立ちます。(文献1) 腸内環境を整える 免疫力の低下を防ぐには、腸内環境を整える意識も欠かせません。 腸内環境の乱れは、体の免疫機能にも影響します。便秘や下痢を繰り返す、食後にお腹が張りやすい、胃腸の不調が続く場合は、食事内容や生活リズムが乱れていないか確認してみましょう。 腸内環境を整えるには、野菜・海藻・きのこ類などに含まれる食物繊維や、ヨーグルト・納豆・味噌などの発酵食品を取り入れるのがおすすめです。 適度な運動を習慣化する 免疫力の低下を防ぐには、体に負担をかけすぎない範囲で運動を続ける習慣が大切です。 運動不足が続くと、筋力や体力が落ちやすくなり、血流や体温の維持にも影響します。 ただし、激しい運動は避けましょう。 疲労の蓄積によって、かえって体調を崩す可能性があるため、体力に合った運動を無理なく続けることが大切です。 ウォーキングや軽い筋トレ、ストレッチなど、息が少し弾む程度の運動から始めましょう。 睡眠時間をしっかり確保する 免疫力の低下を防ぐには、睡眠時間を十分に確保し、生活リズムを整えましょう。 睡眠不足が続くと体の疲れが抜けにくくなり、自律神経のバランスも乱れやすくなります。 夜更かしや不規則な起床時間が続く生活では、風邪を引きやすい、集中力が続かない、日中にだるさを感じるといった不調につながりかねません。 休日も同じ時間に起きるほか、寝る直前のスマートフォン操作や夜遅い食事を控えるだけでも、眠りに入りやすい環境に整えられます。 ストレスを溜めないように注意する 免疫力の低下を防ぐには、ストレスを抱え込まない工夫も必要です。 ストレスが長く続くと、自律神経のバランスが乱れ、睡眠の質や胃腸の働きにも影響することがあります。 仕事や家事、育児で緊張が続いていると、休んでいるつもりでも体が十分に休まらず、疲労感や食欲不振、便通の乱れにつながることがあるのです。 ストレスを完全になくすのは難しいため、こまめに発散する時間を意識して設けてください。 免疫力低下が疑われる場合の受診目安 以下のような変化がある場合は、免疫力の低下だけで説明できないこともあります。 発熱が長引いている 感染症を何度も繰り返している 強い倦怠感が続いている 体重が減ってきた 糖尿病や貧血、甲状腺の病気、自己免疫疾患などが関係するケースもあるため、医療機関を受診しましょう。 いつから、どの症状が、どの程度続いているのかをメモしておくと、受診時に役立ちます。 まとめ|免疫力低下のサインに早く気づいて対処しよう 免疫力低下のサインは、風邪を引きやすい、疲れが抜けない、傷が治りにくい、肌荒れや口内炎が増えるなど、日常の小さな不調として現れることがあります。 ただし、不調の原因は免疫力だけとは限りません。 食事・睡眠・運動・ストレスなどを見直しても症状が続く、発熱・体重減少、強い倦怠感がある場合は、医療機関で相談しましょう。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、さまざまな病気や後遺症の治療、再発防止に用いられている再生医療に関する情報をお届けしています。簡易オンライン診断も実施しておりますので、ぜひ一度ご利用ください。 参考文献 (文献1) 健康に配慮した飲酒に関するガイドラインについて|厚生労働省
2026.06.24















